【パナソニック株式会社】求める人材や中途採用の状況について、採用担当者にインタビュー！

「御社の採用状況についてお伺いしたいです。とくに最近はコロナの影響で採用自体をストップする企業もありますが、いかがでしょうか？」

弊社はコロナの影響で採用人数を減らすといったことはしておりません。事業計画に基づき、今期で立てた計画通りの募集を進めています。カンパニー別に見てみると、直近ではインダストリアルソリューションズ社とアプライアンス社が特に採用活動を活発に行っています。

「今後の事業の方向性についてお伺いしたいです。」

弊社は創業100周年を迎えてから、全社的に「モノ」から「コト」にビジネスの軸足を移そうと取り組みを進めております。これからは、単なる家電メーカーではなく、AIやIoT、ビッグデータなどの新規技術を基軸に、新たなサービスを提供していきたいと考えておりまして、現在はそれぞれの事業の専門性をさらに高めていくことに注力しております。

具体的に、主力事業の「空間ソリューション」「現場プロセス」「インダストリアルソリューション」は、中長期視点で単品販売からソリューション型ビジネスモデルに軸足をシフトさせていきます。これまで家電で培った技術を活かし、オフィスや街、公共向けにビジネスを展開していきたいと考えておりまして、そこにはライフソリューションズ社の電材や、アプライアンス社の空調、コネクティッドソリューションズ社の映像技術など、カンパニー間の技術を結集させるだけではなく、AIやIoT分野の研究も進め、「空間価値創造」の提供を目指します。

また、それぞれの事業の専門性をさらに高めていくために、採用においても「尖った技術」を持った人材を募集しております。社内にない技術を外から取り入れることによって、新しい価値を生み出し変革していきたいと思っております。

「コロナにより働き方に変化はありましたでしょうか？」

弊社は2006年頃から在宅勤務制度を取り入れておりましたので、コロナ状況下で急ぎ制度を整えて働き方を変えたわけではありません。既に定着していた在宅勤務制度をより活用したことで、コロナ状況下でも混乱なくスムーズに業務を行う体制を整えることができたと自負しております。もちろん、現場に行かなければならない仕事もありますので、その場合は3密を防ぐような取り組みや、社内でしかアクセスできなかったシステムのクラウド化を進めるなど、従業員をしっかり守りながら成果を出す働き方を実施しております。また、キャリア採用者の教育・研修も現在オンライン化を進めておりまして、日に日にコロナ影響による不便さはなくなってきていると感じています。

―――採用面接も今はすべてオンラインで実施されているのでしょうか？

そうですね。採用選考におけるプロセスのほとんどは現在オンライン化をしておりまして、以前と比べ求職者とのコミュニケーションの取り方は大きく変わりました。オンライン面接は双方に負担がなく安全に選考を行えますし、時間効率も上がりますのでメリットが大きいと感じています。

「採用で求める人材についてお伺いしたいです。」

弊社は「これから事業を拡大・変革していく」という方針の中で、現場に必要なスキル・経験を持った人材を募集しておりますので、基本的には即戦力としてご活躍いただけることを期待しておりますし、こういった求人募集の背景をご理解いただいた上で、高い志を持って選考に臨んでいただける方を求めています。実際、キャリア採用で入社し弊社でご活躍されている方は、共通してチャレンジする気質のある方が多いと感じますね。一方で「大手で安定して働きたい」といった安定志向の方はあまりマッチしないと思います。弊社は大手企業でありながら、個人の裁量も大きく、またチャレンジできる環境が広がっておりますので、そこを魅力に感じて頂ける方に是非ご応募いただきたいと思います。

「タイズの印象や期待していることは何でしょうか？」

まずタイズさんの印象として、他のエージェントさんでは中々決まらない難しいポジションでもしっかりご紹介いただいているなと感じておりますし、求職者の方のご志向と弊社が求めているポジションとの的確なマッチング力や、内定までのサポート力は社内でも高く評価させていただいております。

その上でさらに期待させていただくとすれば、やはり転職は「内定」がゴールではなく、入社後に長くご活躍いただくことが目的ですので、今後も的確なマッチングの元、引き続きパナソニックでご活躍いただけそうな方のご紹介をお願いできれば思っております。