「はじめて転職される方へ」就活との違いや注意点、転職コンサルタントからのアドバイス【まとめ】

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はじめて転職される方へ、「就職活動との違い」や「転職コンサルタントからのアドバイス」をポイントごとにまとめました。是非参考にしてみて下さい!

2005年に創業以来、メーカー一筋の転職エージェントタイズは、無料の合格相談を実施しています。メーカー各職種への深い知見と、大手メーカーとのパイプには自信があります。HPでは掲載されていない「非公開求人」も多く保有しております。

あなたが今すぐ転職を考えていなくても問題ありません。少しでもメーカーへの転職に興味があれば、お気軽にご相談ください。

目次

1.転職活動時期とスケジュールについて
2.求人/応募について
3.応募書類について
4.面接について
5.Q&A「よくある質問」

転職活動時期とスケジュールについて

1.就職活動と転職活動との違い

就職活動
  • インターンシップ、エントリー、面接と一斉に同じ時期に行われる
転職活動
  • 「欠員が出たとき/事業の拡大など人員が必要なとき」に求人が募集される。
  • 転職活動期間は平均3ヶ月
  • 仕事と転職活動の両立が必要なので忙しくなる
  • 「転職エージェントサービス」を利用する活動方法がある
  • 退職希望日から逆算して活動を行う必要あり

就職活動

就職活動は、3回生の夏頃からインターンシップが始まり、年末年始頃から企業説明会が順次行われます。早い企業では、3~4月頃から書類選考や面接が始まり、夏には大方の採用が完了しているというのが一般的な流れになります。

転職活動

転職活動の場合、活動のタイミングとしては

  • 欠員が出たとき
  • 事業拡大・事業再編など社内で動きがあり人が必要なとき

に求人募集がかかるため、自分が応募したい求人が募集するタイミングを伺う必要があります。転職活動をスタートさせてからは、だいたい平均3ヶ月で活動を終了される方が多いです。

ポイント

転職活動は、新卒採用のように、数十人から数百人規模での採用ではなく、1~5人程度までと「採用枠が少ない」ことも特徴。良い求人はすぐに応募が集まり、締め切られてしまうケースもあれば、逆に今は希望条件を満たすような求人がなくても、その内募集がかかるケースもあります。ですから現在の会社に勤めたまま、自分が応募したいと思う求人が出るタイミングを伺うのも1つの方法です。

2.転職活動のスケジュールについてアドバイス

転職活動と仕事との両立について

転職活動は、現職の仕事との両立が必要。退職してからの転職活動は「離職期間が長いと選考で不利になる」「収入がない中での活動で精神的に追い詰められる」などリスクやデメリットがあるためオススメしません。「現職の仕事が忙しい」という方は、転職エージェントの無料サービスを利用して、負担の軽減を図ることも1つの手です。

「転職エージェントの無料サービス」が利用できる

就職活動時と違い、転職活動では転職エージェントの無料サービスが利用できます。

  • 転職相談(電話面談など)
  • 求人紹介
  • 書類添削・書類応募
  • 面接日程調整・面接対策・企業情報提供
  • 内定後の年収交渉

など、担当となった転職コンサルタントが無料で代行して転職支援をしてくれます。

注意!活動期間を逆算して退職交渉の時期を計画する

「ボーナスをもらてから退職したい」「残っている有給休暇をすべて消化してから転職したい」など希望がある場合、転職活動時をうまく調整する必要があります。

転職活動にかかる期間は、「平均3ヶ月」といわれています。また、一般的に内定から入社の意志の返答までの期間は1週間程度と長くはないため、逆算して「いつ頃から退職交渉をはじめるか」など計画を立てておきましょう。

 求人/応募について

1.就職活動と転職活動との違い

就職活動
  • 業務経験が問われない
  • 新卒の給料は一律に設定されていることがほとんど。応募前に給料がわかる
  • 企業説明会が頻繁に開催。ある程度企業理解を深めた上で応募可能。
転職活動
  • 即戦力人材が求められるため応募条件がしっかり定められている
  • 採用枠が少ない
  • 企業説明会が開催されていないケースがほとんど。自力の情報収集が求められる
  • 非公開求人・独占求人というものがある

就職活動

新卒採用では、業務経験が問われません。また、給料も採用情報に記載されているとおりの金額が支払われるため、応募前に月収を把握できます。

さらに、企業説明会が頻繁に開催されるため、企業研究や情報収集に困ることはないでしょう。

転職活動

転職の場合、基本的には即戦力の人材が求められるため、これまでの経験・スキルが重要視される「経験者採用枠」での採用になります。

逆に、「今の仕事を変えたい」という方は、「第二新卒枠」や「未経験採用」ポジションで応募することになり、その場合は「やる気」や「考え方」など「ポテンシャル」を重要視した採用が行われます。

ポイント

経験者採用の求人には、あらかじめしっかりとした「応募条件」が定められていますので、新卒採用とは違い誰でも応募できるわけではありません。

また、入社時の給料はその人の経験やスキル、資格などで変動するため、応募前の段階では正確な年収がわからないケースがほとんどです。そもそも求人の情報には

  • 正確な年収
  • 詳しい仕事内内容
  • 社風
  • 働き方

などの具体的な情報が記載されていないことがほとんどですので、しっかり企業研究をして「自分に合っているか」を判断した上で応募・面接に進むことをオススメします。

注意ポイント

何となく求人情報だけ見て応募すると「入社してみたら思っていた仕事と違った」「職場の雰囲気が合わなかった」といったギャップが生まれてしまうリスクがあります。転職活動では会社説明会が開催されていないケースが多いので、企業研究は自力でしっかりと行って下さい。

2.「非公開求人」「独占求人」について

非公開求人

就職活動と違い、転職活動市場では一般には公開されない「非公開求人」「独占求人」というものが存在します。

企業が求人を非公開にする理由は

  • 急募の求人なので、一般公開して応募者を待つよりも転職エージェントに依頼して直接求職者の方に紹介してもらった方が早いから
  • 人気の求人で、公開すると応募の殺到が予想されるから
  • 企業側が、社内の採用情報を外部に漏らしたくないから

などが挙げられます。

独占求人

独占求人とは、企業側が信頼している転職エージェントにのみ求職者の紹介を依頼している求人のことです。一般の転職市場には出回らず、特定の転職エージェントが独占している求人になります。

独占求人には

  • 技術・業界知識に深い知見がないと求職者とのマッチングが難しい求人
  • いきなり一般公開して募集するよりも、まずは信頼関係のある転職エージェントでトライアルとして募集している求人

などが挙げられます。

非公開求人・独占求人に興味のある人は、転職エージェントに登録することをオススメします。

応募書類について

1.就職活動と転職活動との違い

就職活動
  • 履歴書とエントリーシートを提出
  • 学歴や学生時代の取り組みを中心に見られる
転職活動
  • 履歴書と職務経歴書を提出
  • 経験・スキルを見られる

就職活動の場合は、

  • 履歴書
  • エントリーシート

を作成し、書類選考では履歴書に記載されている学歴やエントリーシートに記載されている大学時代の取り組みなどが見られます。一方、転職活動では、

  • 履歴書
  • 職務経歴書

を作成し、書類選考では職務経歴書に記載されている「経験」「スキル」などをメインに見られます。また、当然「転職理由」と「転職目的」「将来のキャリアプラン」なども重要視されます。

2.書類作成のポイント

書類作成のポイントイメージ画像

丁寧に作成するのはもちろんのこと、「読ませる工夫」が必要です。例えば、応募する求人が募集されている背景や企業のニーズを捉えたうえで、魅力的な人材と感じてもらえるように特定の経歴を強調して記載するなど工夫してみてください。

ポイント

転職エージェントタイズでは「一度書類選考で落とされた職務経歴書を添削して、書き直したものを再提出したらあっさり通過した」という事例がいくつもあります。それだけ応募書類を作りこむことは重要なのです。

面接について

1.就職活動と転職活動との違い

就職活動
  • 服装:リクルートスーツ
  • 面接で聞かれること:学生時代の取り組み
  • 面接回数:3~5回
転職活動
  • 服装:ビジネススーツ
  • 面接で聞かれること:これまでの経験・スキル
  • 面接回数:2回

面接時の服装

面接の服装は、就活ではリクルートスーツ、転職活動ではビジネススーツを着用します。転職活動でリクルートスーツを着ることはNGではありませんが、新卒のイメージが強い分、採用担当者によってはマイナスイメージに働くケースもあるかもしれません。ビジネススーツですので、スーツの色に指定はありませんが、黒やネイビー、明るすぎないグレーなど落ち着いた色を選ぶことが無難でしょう。

面接で聞かれること

就職活動では、大学時代の経験や考え方、志望動機、入社後に何をしたいかなどを聞かれる傾向があります。一方、中途採用の場合は、即戦力が求められるため、これまでの経験やスキルなどを詳しく聞かれるケースが多いです。なお、第二新卒・未経験採用枠に関しては、比較的早い段階で前職の退職を考えていることになるため、転職理由を深堀りされるケースが多いです。

面接回数

就活では、書類選考、筆記試験、グループディスカッション、集団面接、個人面接と、3~5回程度の選考が行われることが多いです。

中途採用の場合は、書類選考はあるものの、配属先の上長や人事担当者による一次面接、人事部長や役員、もしくは社長による二次面接までが一般的です。また、筆記試験があるケースもみられますが、中小企業の場合は書類選考と面接のみのケースが少なくありません。面接回数も1回のみの場合もあるなど、基本的に新卒採用よりも選考回数が少なくなっています。

2.面接対策のポイント

面接対策のポイントイメージ画像

手っ取り早く確実に対策をするならば、転職エージェントに面接対策・ロープレを行ってもらうことをオススメします。転職エージェントは企業がこれまでどんなことを質問してくるかの傾向を蓄積しているので、質問想定集を持っている可能性もあります。

自力で対策する場合は「志望動機」「経歴」「強み」など必ず聞かれるポイントを抑えた上で、企業研究も必ずしてから面接に臨んでください。中途採用面接は、ざっくばらんな雑談形式の面接も多いですが、何気ない会話の中で企業研究をしっかりしていることをアピールできるチャンスがあるはずです。

また、「なぜ他の会社ではなくこの会社を選んだのか」を企業は当然知りたがっています。企業研究をしっかりしていくことで、他の求職者と差をつけることができますし、面接中どこかで必ず役に立つはずです。

Q&A「よくある質問」

Q&A「よくある質問」イメージ画像

Q:転職の時期について「求人が多く出る時期、採用されやすい時期は何月?」

A:求人が多く出る時期は、5月上旬~6月です。新年度がスタートして、新卒社員の配属や経営計画の発表などが終わり、状況が落ち着いた頃に中途採用が始まります。

Q:ボーナスをもらってから転職するべき?

A:ボーナスの制度がある場合は、もらってから転職した方がいいでしょう。後ろめたい気持ちになるかもしれませんが、ボーナスは労働の対価でもあるため、遠慮なく受け取ってください。ただ、ボーナスをもらうことに固執しすぎないことが大切です。

Q:とりあえず3年働いた方が良い?

A:結論からいうと、何年目でも転職は可能です。しかし、在職期間が短いと、またすぐに退職するのではと採用担当者が不安になる可能性があります。特に、入社1年未満で転職を希望する場合は不利になりやすいため、難易度は高まると考えた方がいいでしょう。

Q:現職が忙しくて有給がとれなさそう/遠方への転職希望のため仕事との両立がむずかしいです

A:企業によっては、夜の時間帯に面接を実施したり、「スカイプ面接」などに対応してくれるケースがあります。また、企業が開催している「土日選考会」「1日完結型選考会」というものもありますので、活用してみてください。

まとめ

転職エージェントイメージ画像

就職活動と違い、転職活動はハードスケジュールになるケースが多いです。その中でいかに効率よく転職活動をすすめるか、しっかり準備できるかが成功のカギを握ります。

忙しい方や、1人での転職活動が不安な方は、就職活動の時にはなかった「転職エージェント」という強い味方がいます。転職理由や希望の待遇、キャリアアップの展望などを踏まえ、ベストな転職先を見つけてくれます。採用担当者とのやり取りやスケジュール調整、応募書類の添削、面接対策までサポートしてくれるため、積極的に利用しましょう。

メーカーへの転職をお考えの方はタイズにお気軽にご相談下さい。

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安達 篤史

株式会社タイズ

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