転職の秘訣
【志望動機 例文を公開】社内SEの転職ガイドライン
01. 社内SEへ転職をする理由とは?
まずは、一般SEから社内SEへ転職する理由についてみていきましょう。
上流工程から関われる
一般SEは、顧客の要望に合わせてシステムを開発します。納品後は、顧客が自分たちで運用・管理するため、開発のみに終始することが特徴です。それに対して社内SEは、自社戦略に基づいたシステム企画・開発、さらに運用やPDCAまで任されるため、幅広く関わることができスキルアップに繋がります。
労働環境が良い
一般SEは、いわゆるお客様商売のため、予期せぬ残業が発生したり、そもそも残業が非常に多い場合があります。 社内SEの業務は、自社戦略に基づいたシステムの開発や運用、保守のため、無理な要求をされたり急な残業が必要になったりすることがほとんどありません。ただし、無理のない範囲で納期は設定されるため、残業を抑えるためには、日々の業務にしっかり集中する必要があります。また転勤も少なく、労働環境は良いと言えます。
将来性がある
近年では、社内で運用するITやシステムは必要不可欠なものであり、今後もますます発展していくことが予想されます。そのため、社内SEは基本的に長く勤められることが人気のポイントです。率先して、AIや新しい技術などを導入し、企業の業務効率や収益性を高めれば、さらに企業に必要とされる人材になれます。
02. 社内SEの転職ガイドライン
社内SEは人気の職種で、多くの企業は十分な人材を確保しています。そのため、求人を探しても、なかなか社内SEの求人は見つかりません。また、求人が出てもすぐに多くの応募があるため、比較的短期間で締め切ってしまいます。 社内SEは売り手市場ではなく人気の職種なので、転職に成功するには様々な工夫が必要です。次のポイントを押さえて転職を成功させましょう。
1.求人をいち早くキャッチし、できる限り早く応募する
社内SEの求人を見つけたら、極力早く応募できるように、転職の判断軸(転職で何を実現したいか)を明確にしておきましょう。迷っているうちに採用が決まったり、面接まで進めなくなったりします。また、求人ごとに異なる事項に記入さえすればすぐに応募できるように、応募書類をあらかじめ用意しておきたいところです。 ポイントとして、求人にたくさん応募するのではなく、限られた時間の中から自分に合っているかどうかを十分に見極めて、1社ずつ丁寧に応募書類を作成して応募しましょう。とりあえずたくさん応募する姿勢では、転職活動に疲弊してしまいます。
2.応募書類の対策が重要
応募書類の内容を充実させることも大切です。多くの応募者の中から、実際に会って話したいと思わせるためには、企業が求めている人材を明確に捉え、自分が適任であることを示す必要があります。様々な企業に内容の薄い応募書類を提出しても、なかなか面接まで進めないでしょう。このように、応募のスピードと書類の質の両方が重要です。 それでは、具体的にどのような応募書類を書けばいいのか、書類選考や志望動機の文例、さらに面接対策まで詳しくアドバイスいたします。
03. 【コンサルタント監修】社内SEの転職ガイドライン
長く働ける環境がある優良企業の社内SEに転職するためには?ここからは社内に知見のあるタイズのコンサルタントがアドバイスします。
1.書類選考について
履歴書ひとつとっても書類選考通過率が大きく変わります。企業のことをしっかり理解し、自分の想いを伝えましょう。またタイズにエントリーいただくと応募書類のサポートや、社内SE経験者用の職務経歴書サンプルもご提供可能です。
2.志望動機文について
社内SEの方の志望動機文の例も見ていきましょう。
これまで○年間、SEとして様々な企業やシステム開発を支援するため、エンジニアやリーダーとして関わってきました。現職では色々な案件からSEとしてスキルアップできていると感じる一方で、システム開発のスタートとなる企画や設計に関わるケースが多くありません。今後、キャリアの幅を広げるため、上流工程の取り組みにも従事していき、もっとチャレンジしたいという想いが強くなってきました。 貴社の社内SE職では、依頼元から要件を伺い、システムを企画・設計する上流工程から業務に携わることができます。また成果を追求する姿勢・風土があると聞いておりますが、日々成長することは自分自身の仕事観とも一致しており、貴社で働き貢献したいと強く感じたため、志望いたしました。
ポイント(1) 志望動機は、転職理由と志望理由がマッチするように、気を付けてください。「こんな理由があって転職活動をしていて、希望する仕事環境が貴社にあるから志望します」という、一連の流れを文章で完結に伝えることを心掛けましょう。
ポイント(2) その企業のどんなところに惹かれたのか、企業の特徴と志望動機を絡めて、仕事に取り組みたいことをアピールしましょう。「なぜ、他社ではなくこの企業に応募したのか」「どんな仕事がしたいのか」を文章で完結に書くことを心掛けて下さい。転職の目的と目標を伝えることで、イメージだけの安易な転職でないことが伝わります。
3.面接対策について
転職活動は面接対策、企業研究など対策をしっかりすることが重要です。忙しいSEの方こそ、転職エージェントのサービスを活用してみてはいかがでしょうか?面接対策をはじめ、日程調整もサポートいたします。時間がない中でいかに効率よく転職活動をすすめていくかは、転職成功への1つのポイントです。
こちらの記事では現役コンサルタントが面接対策について詳しく解説しておりますので、併せてご覧ください。
社内SEで有利な資格
資格を保有することも転職を優位に進めるひとつです。「PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)」や、経営を理解し業務改善に役立つ「MBA」などを持っていると企業の評価も変わるでしょう。詳細は「社内SEの転職に有利な資格とは?」をご覧ください。
04. 社内SEの転職体験談
タイズでは、実際にタイズ経由で転職成功された方にインタビューを実施しております。ぜひ参考にしてください。
転職体験談①
転職先 大手金属加工メーカー社内SE
前職 大手自動車メーカーSE
転職体験談②(男性/40代以上/技術系)
転職先 機械メーカーの社内SE
前職 建設の社内SE
<転職のポイント> 地元関西に戻りたいと思ったのが転職のきっかけです。 これまでの社内SEのスキルに強みがあるのでそれを活かしたいこと、関西に戻りたいこと、できるだけ現在の年収を維持したいこと、などが転職にあたっての要望。 タイズは私のレジュメをしっかり見て、私に合った良い会社を紹介してくれました。おかげで1社だけ受けて転職することができました。
転職体験談③
M.Kさん(男性/30代前半/技術系)
転職先 電機メーカーの社内情報システム
前職 電力会社の社内情報システム
<転職のポイント> 将来に対する不安、危機感を感じたことが転職のきっかけ。 転職先では、システム開発の下流、開発や保守をしたいとは思っていません。そのため1ヶ月位は自分にあった案件を見定めていました。 タイズ社のサービスで一番頼りになったのは、退職交渉の進め方。引き留められた時にどうすればいいのか、そのアドバイスはすごく参考になりました。
社内SEの転職ガイドラインは以上となります。しっかり対策をして転職成功できるよう頑張ってください。
タイズでは求職者の方のご状況をしっかり考えてサポートします。社内SEは応募までのスピード感が非常に大切ですので、企業から求人が提供された際には迅速にお伝えいたします。
タイズでは無料の合格相談を限定で受付しております。転職をお考えでしたらお気軽にご相談ください。