転職ガイドライン
[ 転職準備 ]
簡単・わかりやすい!転職事前準備チェックリスト14項目
これから転職活動を行う方へ、事前に準備しておくべきチェック項目を転職エージェントが解説!「初めての転職活動で何から始めたらよいのかわからない」そんな方に、今回は転職活動を始める前に、「これだけは準備しておきたい」ポイントをまとめました。
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転職活動前の準備チェックリスト<無料ダウンロード>
まず初めに、転職活動前に準備しておくべき項目一覧をご紹介します。是非印刷して、チェックリストとしてご活用下さい。
ステップ(1)転職の理由・目的・判断軸を明確にする
転職理由 | なぜ転職するのか、その理由を明確にする |
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転職目的 | 転職の目的、理想の働き方(仕事・待遇・勤務地)を明確にする |
転職軸 | 転職先を最終決定する判断軸を明確にする |
ステップ(2)転職活動の方法を考える
転職活動方法 | 働きながらの転職活動/退職後の転職活動 |
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応募方法 | 転職サイトで求人を探して応募 転職エージェントを通じて応募 企業のホームページから直接応募 ハローワークを通じて応募 |
ステップ(3)転職スケジュールを決定する
スケジュール | 転職時期を決める 転職活動期間を決める |
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ステップ(4)転職活動に必要なものを用意する
用意するもの | 履歴書を作成する 職務経歴書を作成する スーツを用意する |
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「転職活動事前準備チェックリスト」ダウンロードはこちら(クリック)
ステップ(1)転職の理由・目的・判断軸を明確にする
なぜ転職するのか、その理由を明確にする
なぜ転職したいのか、まずはその理由を書き出してみましょう。地元に帰りたい、スキルアップしたい、将来性のある事業に携わりたい、特定の職務をとことん突き詰めたい、長時間残業が続くので労働環境のよい職場で働きたい、昇給が見込める会社で働きたい、人によって様々な理由があると思います。まずは、その理由を書き出すことから始めてみましょう。
転職の目的、理想の働き方(仕事・待遇・勤務地)を明確にする
転職の理由を書き出したら、その次に、その転職の理由を解消する理想の働き方を考えて、書き出しましょう。3年後や10年後にどんなスキルを身につけ、キャリアを築いていたいのか、どんな職務・待遇・勤務地・環境・職場などで働きたいのかを書き出してみましょう。
転職先を最終決定する判断軸を明確にする
理想の働き方を書き出したら、それに優先順位をつけましょう。その後、優先順位の高いものから、転職する条件として絶対に譲れないものを決めましょう。それが転職先を最終決定する判断軸となります。そして、その判断軸が叶う転職先に入社できれば、その転職は成功だったと言えるのです。例えば、新しい職種にキャリアチェンジしたいという条件が判断軸に入ったとします。しかし、キャリア採用で重視されるのは職務経験とスキルです。こんな仕事がしたいだけでは内定はまず出ません。であれば、一旦転職活動の開始をストップして、経験が積めないのなら、せめて必要な資格取得するとか、その職務に必要な知識を独学するなど、転職活動を成功させるために必要だと思う行動を起こしましょう。また、転職活動をしたうえで、最初に決めた判断軸にマッチした求人案件がない、あるいは内定を出たけれど、判断軸にマッチしなかったという結果になった場合は、今本当に転職する必要があるのかをじっくりと考えて、インターバルを置いてみることも大切だと思います。転職する理由、それを解消する仕事や環境、待遇を明確にして、この条件は必ず叶えるという判断軸を最後まで、妥協することなく転職活動を行うことが成功の近道となります。
ステップ(2)-1転職活動の方法を考える
まずは在職しながらの転職活動か、退職してからの転職活動か転職活動方法を考えていきましょう。
働きながら転職活動をするメリット・デメリット
メリット
在職中のため、納得できる転職先が見つかるまで活動できます。もしも、見つからない、あるいは見つかったけれど、合格しなかった場合など、転職せずに現職で働き続けるという選択もできるので、心の余裕を持って活動ができます。
デメリット
勤務しながらなので、転職活動に割ける時間が少なくなります。書類作成や面接対策は平日の夜か、休日になります。面接のスケジュールも在職の仕事を調整しなければなりませんし、有給休暇を頻繁に取ることもなかなかできません。職務経歴の添削や面接対策のアドバイス、面接スケジュールの調整などを、勤務しながら一人で行うのはかなり困難なので、転職エージェントを利用した方がスムーズにいくケースが多いです。
退職して転職活動をするメリット・デメリット
メリット
転職活動にすべての時間を使えることが最大のメリットです。応募書類や面接対策、企業研究などにも腰を据えて取り組めます。面接のスケジュールもほとんど調整することなく応募先企業のスケジュールに合わせることができます。
デメリット
短期間で決定すればよいのですが、なかなか転職先が決まらないと焦りが出ます。生活費のこともあり、焦ってとりあえず内定をもらえた会社に入社して、最初に決めた判断軸とマッチせず、転職理由の解消にならずに失敗するということもよくあります。また、離職期間が長くなると、印象が悪くなり、転職活動で不利になるというデメリットもあります。
ステップ(2)-2求人の応募方法を考える
次に、求人の応募方法はどうするのか考えていきましょう。
1.転職サイトで求人を探して応募
メリット
自分が納得できる求人を探して選んで応募できます。希望条件を登録しておけば、スカウトメールなどが企業から届きます。
デメリット
情報量が少ないので、細かい職務内容や雇用条件は、面接時に自分で確認しないといけません。職務経歴書や履歴書の作成、面接対策、スケジュール調整などは一人で行わないといけません。
2.転職エージェントを通じて応募
メリット
自分の志望に沿った求人案件を提案してくれます。その他、職務経歴書や履歴書の作成、面接対策、スケジュール調整などの支援サービスも受けることができます。
デメリット
転職エージェントやコンサルタントによって、サービスの量や質、対応に差があります。
3.企業のホームページから直接応募
メリット
自分が入社したい会社の求人に応募できます。志望動機が高いという印象を持ってもらえます。
デメリット
求人サイトの応募と同じように、情報量が少ないので、細かい職務内容や雇用条件は、面接時に自分で確認しないといけません。職務経歴書や履歴書の作成、面接対策、スケジュール調整などは一人で行わないといけません。
4.ハローワークを通じて応募
メリット
地元企業の求人情報が豊富で業界や職種を決めていれば、求人を見つけやすい強みがあります。職員が対応してくれて、その場で企業に連絡を取ってもらえます。その他、履歴書や職務経歴書のアドバイスや職業訓練の相談にも乗ってくれます。
デメリット
全国規模の会社やエンジニアなどの専門職の求人はあまり多くはありません。
ステップ(3)転職スケジュールを決定する
転職時期を決める
転職スケジュールを決めるために、まずはいつ転職するのかを決めましょう。特に退職した後で転職活動をする方は、できれば転職から1~2ヵ月で、長くても3ヵ月を目途に転職先に入社することをお勧めします。それ以上長くなるとプレッシャーや焦りが出てきますし、離職期間が長くなると転職活動に不利になります。
転職活動期間を決める
在職しながら転職活動を行われる方は、特別な事情がなければ、年内とか年度末などざっくりとした転職時期を設定して、業務の引継ぎや有休消化日の逆算などを考えて、転職活動を開始しましょう。転職活動期間は3ヵ月程度にすることをお勧めします。在職しながら半年間転職活動をするのは、仕事の調整も難しくなり、あまり現実的ではないと思います。3ヵ月かけて、納得できる就職先が見つからない時は、一旦活動を中止して、それでもやはり転職したいという思いが強くなれば半年後、1年後に転職活動を再開しましょう。
ステップ(4)転職活動に必要なものを用意する
履歴書を作成する
耐水性の黒ボールペンを使って丁寧に記入しましょう。志望動機は、なぜ、その業界と会社を志望するのか、なぜ、その仕事を志望するのか、会社に対してどんな貢献ができるのかを記入しましょう。自己PR欄には、自分の強み、スキル、経験をしっかりと記入しましょう。
職務経歴書を作成する
まずは自分の職歴やスキル、知識など、これまで身につけたキャリアをしっかりと整理しましょう。具体的にどんな仕事をして、何を身につけ、どんな成果を出したのかを書き出しましょう。成果は売り上げや改善率など、客観的に判断できる数値を加えて記入した方が面接官の評価が高くなります。
スーツを用意する
中途採用の面接の基本はスーツにネクタイです。新卒の就職活動で着ていた黒のリクルートスーツは、避けましょう。社会人として経験を積んできたことが伝わるような、落ち着いたグレーやストライプのスーツで、体型にきちんと合ったものを選ぶようにしましょう。
まとめ
以上、転職活動を始めたいと思った時に、何を準備すればいいのかについてご説明してきましたが、最初に考える「ステップ(1)転職の理由・目的・判断軸を明確にする」ことがその後の転職活動のベースになります。この部分をしっかりと考えることが転職成功の必須条件です。是非、しっかりと準備して転職に臨んで下さい。
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