世の中の気になる調査
年収700万円×独身でいくら貯金できる?「実家暮らし」「一人暮らし」別に調査!
年収700万で独身の「毎月の貯金額」や「車を購入する場合」「結婚する場合」など生活水準を調査!また年収700万を目指すためには、どうすればいいのか解説していきます。
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目次
【はじめに】総支給額=額面年収と手取り年収について
日本における、正規雇用で働く人の平均年収は485万円となっています。
正規雇用の会社員の平均年収から200万円以上高い年収700万円台の正規雇用の会社員は全体の6%ほどであり、割合的に見ても700万円台の年収は高い年収だと言うことができます。
総支給額と額面年収
ちなみに、ここで言う年収とは【総支給額】を言います。【額面年収】とも呼ばれますが、基本給と各種手当や残業代、そしてボーナスなどを全て含んだ金額です。
そこから各税金・社会保険料などを引かれた金額を【手取り年収】と言います。月収の手取り金額は、実際に給与振込される金額で、給与明細の“支給額合計”や“総支給額”の欄に記載されている金額になります。
⇒差し引かれる税金・社会保険料には所得税・住民税・健康保険・介護保険・厚生年金・雇用保険などがあり、また会社によっては独自の制度や給与控除で加入している貯蓄制度等がありますので、支給金額はそれぞれ変わってきます。
さて、年収700万円での独身生活の例を見てみましょう。
■【実家暮らし】年収700万×独身~毎月の貯金額~
年収700万の収支例【月収手取り32万8000円・実家暮らしの場合】
※年収700万の方の手取り月収は約32万~35万円。(ボーナス2カ月×2回で計算)今回は手取り月収32万8000円の設定で計算しています。
年収700万円で実家暮らしだと、かなり自由に使える資金に余裕があります。実家にいくら食費等を支払うかにもよりますが、シミュレーションでは約16万円台の貯金ができます。確実に貯蓄プランを実行していけば、数年で車も買えるほどですね。
金銭的にゆとりがあるので趣味やファッション、海外旅行などなどの自分のこだわるものにお金をかけることもできます。併せて将来を考えての貯蓄プランも考えておくといいでしょう。
■【一人暮らし】年収700万×独身~毎月の貯金額~
年収700万の収支例【月収手取り32万8000円・一人暮らしの場合】
※年収700万の方の手取り月収は約32万~35万円。今回は手取り月収32万8000円の設定で計算しています。
一人暮らしの場合ですと、実家暮らしの場合に加え、家賃・光熱費等々が全て自分の負担となるため、なかなか好きに使える金額を確保するのは難しくなります。
【家賃について】
収支のバランスを考えると一般的には手取り月収の3分の1が限界かと考えられるので9万5000~11万円。今回は9万8400円で計算してみました。
引っ越しは何度もできないものですが、住む部屋についてのこだわりは様々ですから、金額と条件(駅からの距離、広さ、使いやすさ、新しさ等)との折り合いをさぐり、手ごろな物件との出会いへのアンテナも張っておきたいものですね。
【貯蓄額】
貯蓄に関しては、月に6万円~6万5000円ほどになると考えられます。ボーナス時に多めに貯金することを心掛けましょう!
年収700万独身、車を購入したい!!
独身×実家暮らしならば、貯蓄の分を支払いにまわすことも可能ですが、一人暮らしとなると収支バランスが気になるところです。
銀行等で自動車のローンを組める限度額は年収30%~40%ですので、年収700万円の方の場合210万円から280万円のローンが組めます。購入の際は、オプションでも数十万円の差が出てきますから、そこも予算に入れて考えましょう。また月々にはローン以外にも駐車場代やガソリン代なども加わりますので、ボーナス払いなどもうまく使って収支のバランスを考え購入プランを実現させましょう!
年収700万、結婚したい!
さて、具体的に結婚を考えている相手がいる方も、いない方も、人生プランにおいて結婚を視野に入れている方は多いかと思います。
【結婚式費用について】
国内挙式、海外挙式、身内だけの挙式、友人たちも広く呼ぶ場合など、パターンは様々ですが平均250~300万円の費用がかかるのが一般的なようです。
⇒一方、ご祝儀や、ご両親からの援助金など頂くことを考えると実質の持ち出し金額は減ることになります。また、カード払いを利用してポイントを還元させるなど、うまく活用すれば実質出来な支出を減らすことが可能です。また、婚約指輪・結婚指輪なども意外に大きな出費として考えられます。上を見ればきりがありませんが、平均では40-50万円です。
さらに、お互いの親族との顔合わせや、友人たちへのお披露目パーティなどを開催したりすることも考えられますので、予算は余裕を持って考えておきたいですね。ハネムーンの旅費も含めて、合計で350~400万円は2人で準備しておくことをオススメします。
まだ結婚を考えていない方も、是非将来にむけて貯蓄をしておきたいものですね。
年収アップを目指すためには?
貯蓄額を増やす為に、生活スタイル・出費の見直しなど節約という手段も多くの方がトライされていることでしょう。しかし、それでは限界があります。
■年収アップを目指す為には?<社内でのキャリアアップ>
現職の企業でキャリアアップをすることは、一番気軽に年収アップを目指せる方法です。社内の
昇格の試験を受けるなど、昇給するために必要な情報をリサーチし、目標を立てましょう!
■年収アップを目指す為には?<転職する>
現職の企業で、年収アップはのぞめない場合、転職を視野に入れて考えてみるのも1つです。
【求人を探す際のポイント】
・ポイント①:昇給率も確認する。〇年後に年収〇〇万円になりたいという目標を明確にする。
・ポイント②:家賃手当、家族手当、育児手当、出産お祝い金、育休・産休など、将来的に利用できそうな会社支給の手当てを確認する。手当の金額も含め、年収を考える。
・ポイント③:経営が安定している企業か確認する。(経営不振は、ボーナスカット等もありえます。)
・ポイント④:既定の年収以外に、実際に働いている社員の方は残業代でどのくらい稼いでいるのか、インセンティブなど規定年収以外の臨時収入は発生するのか、退職金はあるのか等、リサーチしておく。
はじめての転職で不安、忙しくて転職を考える時間がない、と言う方は転職エージェントの無料サービスを利用してみるのも一つです。
■年収アップを目指す為には?<副業する>
副業を許可しているかどうか確認して、収入を増やすためにサイドビジネスを考えてみるのも1つです。現職とのバランスや、周囲の理解なども考えながら、進めてみましょう!
まとめ
年収700万円・独身の場合の生活水準を調査しましたが、いかがでしたでしょうか。
年収700万円台世帯の生活水準を知って、自身が今後稼ぎたい年収目標を設定してみてください。