会社員の<3割強>が五月病を経験!エンジニアに深掘り調査!

まもなく令和!今年のゴールデンウィークは最大10連休!
そんな大型連休を目前に控え、そろそろ五月病という声も聞こえてきそうな季節です。
そこで今回は、エンジニアから五月病実体験に関するリアルな声を入手しました。

<目次>

1.はじめに ~五月病って?~
2.エンジニアに調査!五月病になった時期1位は「社会人1年目」
3.エンジニアの五月病体験談 ~どんな症状?~
4.エンジニアの五月病体験談 ~考えられる要因は?~
5.エンジニアの五月病体験談 ~どうやって乗り越えた?~
6.まとめ

はじめに ~五月病って?~

最近何かと話題の「働き方改革」。関西メーカー専門転職エージェントであるタイズのコンサルタントの間でも、話題にあがることがちらほら。

・働き方改革とはいっても、多方面で慢性的に人手不足が嘆かれ続けているよね。
・取引先メーカーの人事担当者様との会話で、働き方や人手不足がよく話題にあがるんだよね。

そんな社会で奮闘する会社員の実態調査として、GW目前の今、五月病について調査してみました。

 

そもそも五月病とは?

五月病は新入社員や新入生に多くみられる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状をさします。
4月になり仕事や学校、転居などで環境が変わり、最初のうちは張り切っていたものの、5月の連休明け頃からなんとなく気分が落ち込む、仕事に集中できない、眠れないといったスランプ状態に陥ることが多いようです。

 

五月病の経験有無

会社員を対象に実施した調査で、五月病になったことがあると自覚している人の割合は32.4%という結果に。また五月病経験者のうち、39.3%が技術系職種となっておりました。
そこで今回は技術系エンジニアの方を対象に、五月病の体験を深堀りしてみました。

 

エンジニアに調査!五月病になった時期1位は「社会人1年目」

エンジニアの「五月病になった直近の時期」に関する統計データによると、社会人1年目が33.3%で1位という結果になりました。また回答者全体の約半数が社会人1~3年目のうちに五月病になっていることが分かりました。

 

【エンジニアの声】

・新卒で就職した際、職場の雰囲気が学生時代と違っていてすごく不安になった。
・4月に後輩ができ先輩として気合いを入れて指導にあたっていたが、自分がまだまだ半人前であるということに直面することが多く、徐々にやる気を見い出せなくなってしまった。

こういったエピソードがあるように、就職や異動、転職など、新たな環境に身を置くことをきっかけに五月病を実感することが多いようです。

 

エンジニアの五月病体験談 ~どんな症状?~

五月病の症状

五月病だと感じた際の症状については、「やる気が出ない」「会社に行きたくない」という回答が過半数を占めました。

 

【エンジニアの声】

・朝の準備や通勤がおっくうになり、寝坊をしたわけではないのに始業時間ギリギリにしか出社できなくなった。
・出社してWindowsの起動音を聞いた瞬間に頭痛がするようになった。
・胃がキリキリして食欲がなくなった。

わずかですが、気持ちの面だけでなく実際に身体に異変を感じる方もいたようです。

 

エンジニアの五月病体験談 ~考えられる要因は?~

考えられる要因や当時の環境

五月病は一般的に、環境の変化により起こりやすいとされておりますが、考えられる要因の第1位は「就職・転職・復職」で22.2%を占めました。
続いて「業務トラブル」18.2%、「繁忙期」15.6%、「人事異動」9.3%、「転勤」5.8%と、仕事面での環境変化によるものが回答の大多数を占めています。

 

【エンジニアの声】

・新年度に張り切りすぎて1ヶ月で疲れ果ててしまった。
・自分の意思と乖離した部署への転属がきっかけでした。
・閑散期から繁忙期に移行する際に、自分自身のギアチェンジがうまくできなかった。
・仕事に慣れてルーチン化したことにより新鮮さを感じなくなり、やる気が低迷した。
・仕事の割り振りが不平等で、自身の仕事が減り、学びもない毎日が続いたため不満がたまりやる気がなくなった。

エンジニアは専門性の高い職種である分、自身の経験・スキルと会社のやり方のバランスをとるのが難しい一面もあります。そういう意味で、新たな環境に慣れるまでは、より時間やパワーを要するのかもしれません。
本調査で得られた回答にある要因は、比較的身近なものであると言えそうですね。

 

エンジニアの五月病体験談 ~どうやって乗り越えた?~

実施した対処法

気が付いたら治っていた、時間が解決してくれた、といったような「自然治癒」が半数近くを占めておりました。
続いて「趣味に没頭する」15.6%、「誰かに相談をする」13.8%、「運動をする」9.8%と、沈んだ気分を転換させるような対策が多くみられました。

 

【エンジニアの声】

・学生時代の夜更かし習慣を改めたところ、会社員生活に馴染むことができ、体調やメンタル状態も自然に良くなりました。
・忙しくなってそれどころではなくなり、いつしか気にならなくなった。
・バイクを買い換えてから、帰宅後に時間を見つけ走るようになったところ、いつの間にか出社後に憂鬱な気分になることがなくなった。
・趣味に必要なものを購入するために仕事に奮起した。
・仕事に行くのが嫌になり、そんな日は会社を休んでみるとスカッと気持ちが楽になりました。
・転職したことで職場環境が改善され調子が良くなりました。

逃げずに仕事に向き合うことが解決につながったというコメントもありましたが、全体としては、仕事以外の面でリフレッシュすることが五月病を乗り越えるきっかけになったという意見が多いようです。

 

まとめ


春になり新しい環境、新しい人間関係の中に身を置くことで、悩みを抱くことも多い時期だと思います。そんな中で、気分がすぐれない、不安な気持ちになる、やる気が出ない、と感じるのは決して珍しいことではないといえるでしょう。
一口に五月病と言っても、症状の種類や程度は人それぞれです。アンケート結果やエンジニアの声も参考にしつつ、自分なりの解決方法を探してみてください。

<調査概要>
●実施期間:2019年4月5日(金)~4月9日(火)
●調査対象:20~30代の会社員
●回答数:事前調査2200名/本調査225名
●調査方式:インターネット調査(外部調査機関)

弊社は関西の大手・優良メーカー専門の転職エージェントです。関西メーカーへの転職希望の方は、是非一度、お問合せください。

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タイズマガジン編集部

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