企業インタビュー
[ パナソニック株式会社 ]
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 技術本部についてお話を伺いました。
※2019年4月から組織体制変更
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 技術本部
デバイスインキュベーション推進室 室長 新井 秀幸様
デバイスインキュベーション推進室 グローバル技術革新課 主幹 佐藤 吉宣様
メーカー専門の転職サイト「タイズ」に求人を掲載しているパナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(以下、AIS社) 技術本部について、コンサルタントがインタビューさせていただきました。
パナソニック㈱AIS社 技術本部
デバイスインキュベーション推進室 室長 新井 秀幸様
インタビュー
パナソニック㈱AIS社の中で『技術本部』はどのような位置づけでしょうか?
技術本部はAIS社全体の先行開発を手掛ける、AIS社直轄の組織になります。数年先の製品化を見越した先行開発を行い、AIS社の各事業部に開発した技術を移していきます。また、今ある事業部のカテゴリーには入らないような、新しい技術の開発にも日々取り組んでいます。
技術本部と事業部の開発業務ではどのような違いがありますか?
事業部の開発業務は、開発開始から量産までのロードマップは比較的しっかりと決まっています。お客様の望む製品をいかに早くお届けできるかが重要になります。一方、技術本部の開発業務は、お客様の期待を超えるソリューションを創出することが期待されています。お客様のニーズを先読みし、社内・社外の最先端技術を組み合わせて世の中を変えるような革新的なソリューションを産み出す。非常に難しいですが、やりがいのある仕事です。
新井様のご経歴についてお伺いしたいです。
入社後、半導体のプロセス開発を約13年間担当しました。その後、ベルギーに約5年間駐在し、半導体に関する様々な研究開発テーマに取り組みました。駐在中、海外企業の方達の、積極的に自分をアピールして貪欲にチャレンジする姿勢は本当に勉強になりましたね。そして帰国後は、現在所属する技術本部で研究開発に取り組むようになり、現在に至っています。
技術本部で働く魅力とは、どんな所だと思われますか?
技術本部は最先端の技術に接する機会が多いところです。社内・社外の画期的な新技術の開発に携わることができるのは技術者冥利につきます。また新しい技術に触れながら、その技術によって人々の暮らしが今後どう変化していくのか想像するといつもワクワクします。
研究環境についてお伺いしたいです。
ここ門真・守口地区には多くの研究部門が集まっていますので、何か困ったことがあれば、すぐに専門の方に話を聞きに行けるなど、各部門との連携が非常に取りやすく、仕事がすすめやすい環境にあると思います。
社員一人ひとりが裁量をもって働ける環境ですか?
技術本部は、3~5年後以降に量産される製品に必要な技術の開発をメインに行います。製品開発の初期段階は少人数でチームを組んでプロジェクトをすすめることが多いので、一人ひとりの裁量はかなり大きいですよ。その分、責任も大きく大変なこともありますが、そこにやりがいを感じて、楽しんで仕事に取り組んでいただけるような方が、当社にマッチしていると思います。
新卒採用とキャリア採用の方とで差はありますか?
とくに区別はありません。多くのキャリア採用の方がキャリアアップしてマネージャークラスになりご活躍されています。デバイスインキュベーション推進室のマネージャーは半数以上がキャリア採用です。
―――実際、どのような方が御社でご活躍されていますか?
例えば、研究所と製造現場両方の経験がある方、材料とデバイス両方の開発経験がある方など、経験の幅が広い方は活躍の場が広くなりますので、その分キャリアアップしている方が多いように思います。若い方でも積極的に色々なことに挑戦する人が活躍する傾向にあると思います。
技術本部は今後、どのようなことに取り組まれていくのでしょうか?
大きく2つあります。1つ目は、より良い暮らしと社会作りに貢献できるような革新的な技術・ソリューションを産み出し、事業へとつなげていくこと。方向性は従来と変わりませんが、今後は高齢化や環境保護など社会全体の課題の解決がより重要になると思います。
2つ目は、開発や生産効率の向上です。技術や市場の変化のスピードは加速し続けています。また生産においてはグローバル化がすすみ、生産規模はますます大きくなっていきます。こういった状況の変化に対応するために、試作をしなくても製品の性能が分かるようなシミュレーション技術、工場内部のあらゆる情報をデジタル化して生産効率を向上させるデータ分析技術などの基盤技術の開発に取り組みます。
パナソニック㈱AIS社 技術本部
デバイスインキュベーション推進室 グローバル技術革新課 主幹 佐藤 吉宣様
佐藤様はキャリア採用でご入社されたということですが、ご経歴をお伺いしたいです。
過去、エナジーデバイスの設計や材料研究・開発に携わってきました。現在は、エナジーデバイスの開発力や工場の生産力など『モノづくり力』を高めるためのプロジェクトに、プロジェクトリーダーとして取り組んでおります。
ずっと「仕事を通じて、世界の人のお困りごとの解決に直接関わっていける環境に身を置きたい」という思いを持っていました。世界中にフィールドが広がるパナソニック㈱で、人々の暮らしに貢献できる仕事に取り組むことができ、やりがいを感じております。
どんな所に技術本部で働く面白みを感じますか?
パナソニック㈱は事業領域が広く、様々な技術のエキスパートの方が在籍します。新しい技術を開発するために、様々なエキスパートの方から情報収集が出来る環境は、新しい知見を吸収する機会が豊富で面白いです。実際、私も他部門のエキスパートの方と情報収集交換が出来る環境は、新しい知見を吸収する機会に溢れています。私も他部門のエキスパートの方との打合せのために飛び回っています。とくに制限なく自由にやらせていただけるので、技術者として学びの多い日々を送れております。
キャリア採用について、どのような方と一緒に働きたいですか?
自らの専門性を武器に課題解決のための道筋を立てられる、強い専門性を持った方に来ていただきたいです。その上で、自分だけでは解決できない問題に対しては、他の技術者を巻き込んでいけるような行動力があり、そして、自分の専門性を活かして周りに貢献するチームプレイができる方と、是非一緒に働きたいです。
これから応募される方にメッセージをお願いします。
新井様:技術本部は、日々新しい技術の開発に取り組みます。答えのない新しい挑戦ができる面白い会社です。技術者としてさらに成長したい方、是非ご応募いただければと思います。
佐藤様:パナソニック㈱には、業界をリードする企業ならではの深掘りすべき面白い技術開発の課題が溢れており、様々な技術のエキスパートも多く、技術者として刺激的な毎日が送れると思います。さらに上流の技術を深めたい方は、是非検討していただければと思っています。皆様のご応募をお待ちしております。
本日は、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。
担当コンサルタントより
創業100周年のパナソニック㈱は、人びとの生活に不可欠なもの、次の世代に喜んでもらえるものを作り、「100年後も誰かの役に立ちたい」と考え、次の100年に向けての土台づくりをされています。AIとIoTの時代に突入し、さらに進化する「パナソニック」を同社の選考を通じて感じてください。
パナソニック株式会社に転職をお考えの方へ
株式会社タイズより応募した方の年間採用実績数 35名(2018年度)
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パナソニック社への転職をお考えの際は、是非、タイズにご相談下さい。
当社の各事業部の特性などを踏まえて、キーワードマッチングではなくアナログなマッチングを感じています。
当社では年々キャリア採用の要望数が増加しており、かつキャリア入社者への期待値も高いことから、現場ではより即戦力を求める傾向があり、採用の難易度は増しております
また、各事業ごとに採用要望がありますが、タイズ様には技術系、スタッフ系を問わずそれら事業特有の採用背景、募集地域の特性などを踏まえて、キーワードでのマッチングではなくアナログなマッチングをしていただけていると感じています。
さらには現場へ頻繁に足を運んでいただき、スピード感のある選考フォロー、進捗対応をしていただいており、大変感謝しております。
実際に年々、採用決定実績も増えておりますので、今後更なる実績を期待しております