メーカー職種解説
[ SIer ]
SIerへの転職は難しい?必要なスキルや向いている人の特徴を解説
こんにちは。メーカー専門の転職エージェント「タイズ」です。この記事ではSIerへの転職に関して解説します。 エンジニアの経験を活かしてキャリアアップを目指している人や、IT業界から新たな挑戦を目指している人のなかには、SIerへの転職を検討している人もいるのではないでしょうか。
この記事は約17分で読み終わります。
SIerは企業から依頼を受けてオリジナルのシステムを開発する仕事です。システム構築のほかにも、運用や保守など幅広い業務を担当します。
本記事では、SIerの仕事内容や必要なスキル、転職のタイミングなどを解説します。転職を成功させるためのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
―目次―
1.SIerへの転職には業務への理解が必要
1-1.仕事内容
1-2.種類
1-3.平均年収
1-4.将来性
1-5.社内SEとの違い
2.SIerへの転職は難しい?難易度が高いと感じる原因
3.SIerへの転職を検討するおすすめのタイミング
4.SIerへの転職で求められる4つのスキル
4-1.システムに関する知識
4-2.プロジェクトマネジメントスキル
4-3.ロジカルシンキング(論理的思考)
4-4.コミュニケーションスキル
5.SIerへの転職に向いている人の4つの特徴
5-1.IT技術に興味がある人
5-2.コミュニケーション能力がある人
5-3.論理的な思考ができる人
5-4.柔軟性をもち合わせている人
6.SIerへの転職を成功させる4つのコツ
6-1.転職理由を明確にする
6-2.必要なスキルや資格を習得する
6-3.企業や業界の情報収集をする
6-4.転職エージェントを利用する
7.SIerからの転職先4選
7-1.社内SE
7-2.エンジニア
7-3.メーカー営業
7-4.メーカーのDX推進担当者
8.スキルや経験を活かしてSIerに転職しよう
SIerへの転職には業務への理解が必要
ITシステムのコンサルティングや開発などを一貫して請け負うSIerに転職するためには、業務への理解が必要不可欠です。
仕事内容や種類、将来性などを把握し、転職に向けてSIerへの理解を深めていきましょう。
仕事内容
SIerとは「システムインテグレーター」の略で、クライアントのニーズに沿ってシステムの開発や運用をする企業のことです。主な仕事内容は以下の5つが挙げられます。
- クライアントへのヒアリング
- システム開発の企画と設計
- ハードウェアやソフトウェアの調達
- インフラ整備
- システムの運用とメンテナンス
クライアントが必要としているシステムをヒアリングし、企画や要件などを検討します。開発に必要なハードウェアやソフトウェアの調達、ネットワークをはじめとしたインフラ整備など、システム開発のために必要な環境を整えるのもSIerの役目です。
完成したシステムをクライアントに納品したあとは、定期メンテナンスやアップデートなどの運用・保守を担います。大規模なシステムを導入・運用する場合は、クライアントや現場で業務をおこなう客先常駐で携わるケースもあるのが特徴です。
種類
SIerの主な種類は、以下の4つです
種類 | 特徴 |
メーカー系 | パソコンやネットワーク機器のメーカーを親会社とするSIer企業 |
ユーザー系 | 親会社の情報システム部が独立したSIer企業 |
外資系 | 海外に本社を置く海外資本のSIer企業 |
独立系 | 親会社をもたず独自経営でシステム開発をおこなうSIer企業 |
メーカー系は親会社のハードウェアを使用したシステム開発をおこなっており、取引先も親会社の関連企業が多いのが特徴です。ユーザー系は小売業や金融業などさまざまな企業を親会社とし、システム開発を手がけています。
外資系は、海外で開発されたシステムパッケージを日本企業へ導入するのが主な役割です。独立系は親会社をもっておらず、業界や企業にとらわれることなくシステム開発に携わります。
ひと口にSIerといっても、種類によって業務内容や取引先はさまざまです。転職時のミスマッチを防ぐためにも、種類を把握して自分に合ったSIerを見つけておきましょう。
平均年収
厚生労働省が運営する「職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag」によると、SIerとの関連性が深いシステムエンジニア(業務用システム)の平均年収は557,6万円です。
国税庁が発表した「令和4年分 民間給与実態統計調査」において、給与所得者全体の年収は458万円であることから、SIerや全体平均よりも高い年収を期待できます。
タイズのデータでは、SIerの平均年収は以下の通りです。
大手企業(正社員) | 中小企業(正社員) | |
20代 | 520 | 500 |
30代 | 680 | 570 |
40代 | 800 | 670 |
単位:万円
引用:タイズ経由で転職成功された方の実績(2023年度)
具体的な年収は、企業やSIerの種類によって異なります。自身の経験やスキルによっても変わるので、志望する企業の情報をしっかり確認しておきましょう。
将来性
近年のIT化にともなってSIerの市場規模は拡大傾向にあり、高いスキルを有しているSIerは重宝される傾向があります。
一方で、クラウドサービスの普及により、ゼロからシステムを開発する必要性が薄くなってきていることから「SIerはなくなる」という声があるのも実情です。開発案件の多重下請けによる慢性的な高コスト体質も課題として挙げられ、現代のビジネスモデルとマッチしていないことも理由と考えられています。
ただ、民間企業や官公庁などをはじめとして、大規模なシステム開発の案件は比較的多いため、IT業界のSIerで長く活躍したい方は大規模案件で活用できる高度なスキルや技術を身につけるとよいでしょう。
社内SEとの違い
SIerは、会社の情報システム部に所属する社内SEとよく混同されがちですが、「企業」か「個人」という点に違いがあります。
具体的な違いは、以下の通りです。
違い | |
SIer | クライアントの要望に沿ったシステム開発をおこなう企業 |
社内SE | システムの設計や要件定義をおこなう人 |
SIerはシステムインテグレーションをおこなう事業者であるのに対し、社内SEはシステムのイメージを固める人です。SIerには多くのSEが在籍しており、クライアントから依頼されたシステムの開発をおこなっています。
社内SEについては以下の記事で解説しているので、仕事内容や将来性を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
SIerへの転職は難しい?難易度が高いと感じる原因
SIerへの転職が難しいといわれている原因は、主に以下の2つです。
- SIerへの理解度が低い
- SIerに必要なスキルが不足している
SIerは種類によって業務内容が異なるため、理解を深めることが重要です。職業への理解度が低い状態ではなかなか転職先が決まらず、転職できたとしても入社後にミスマッチが起きやすくなります。
SIerで働くうえで必要なスキルが足りていない場合は、思うように転職活動が進まず、難易度が高いと感じるでしょう。たとえSIerでの実務経験がなくても、業務に関連するスキルがあれば十分にアピールできます。
まずはSIerの仕事内容を理解し、必要なスキルを身につけることから転職に向けて準備を進めていきしましょう。
タイズの強み
- メーカー特化型エージェント
- 技術職への深い知見
- メーカーとの太いパイプと
転職支援実績
SIerへの転職を検討するおすすめのタイミング
SIerへの転職におすすめのタイミングは、種類や目指したいキャリアによって異なります。
たとえば、ユーザー系SIerに転職したい場合は、30歳までを目安にしましょう。大手企業を親会社にもつユーザー系SIerは独自の文化をもっている傾向があり、年齢を重ねるほど組織への順応に懸念をもたれるおそれがあります。年齢にかかわらず、自身の経験に固執せず企業に適応できる柔軟性が重要です。
大手SIerへの転職を目指すなら、25歳前後のタイミングがおすすめです。企業によっては、25歳以下なら新卒や第二新卒枠での応募もできるので、転職がスムーズにおこなえます。
上流工程でのキャリアアップを目指したい人は、30歳手前での転職がよいでしょう。30歳以上になるとプロジェクトマネジメントの経験や高度なスキルなど即戦力のある人材を求められるため、30歳を目安として経験やスキルを積み上げておくことが大切です。
SIerへの転職を検討している人は、タイミングを逃さないよう早めに行動を起こしましょう。
SIerへの転職で求められる4つのスキル
高度な技術と経験が必要なSIerは、転職においてITやマネジメントに関するスキルも求められる傾向があります。
SIerへの転職で必要なスキルは、主に以下の4つです。
- システムに関する知識
- プロジェクトマネジメントスキル
- ロジカルシンキング(論理的思考)
- コミュニケーションスキル
必要なスキルを習得して、SIerへの転職を成功させましょう。
システムに関する知識
SIerはシステム開発に関する幅広い業務を担うため、IT技術への深い知識が求められます。とくに必要となるのは以下の4つです。
- プログラミングスキル
- ハードウェアやソフトウェアに関する知識
- クラウドサービスを扱うスキル
- AIに関連するスキル
第一に必要とされるのはIT全般に関する知識です。システムを実装するためのプログラミングスキルはもちろん、情報を保持するためのデータベースやネットワークセキュリティの基礎知識も必要になります。
システムに関する知識をひと通り身につけ、要望に沿ったシステム開発ができるように幅広い分野に知見を広げましょう。
プロジェクトマネジメントスキル
プロジェクトマネジメントスキルとは、プロジェクトを円滑に進行させるために必要なスキルの総称です。納期のあるプロジェクトを完了させるには、スケジュール通りに進行し、遅延やトラブルに対して柔軟に対処できるマネジメントスキルが不可欠になります。
また、将来的にPM(プロジェクトマネージャー)やコンサルタント、上流工程のITエンジニアを目指す場合にも役立つスキルです。SIerからのキャリアアップやキャリアチェンジを目指すなら、プロジェクトマネジメントスキルを培いましょう。
ロジカルシンキング(論理的思考)
ロジカルシンキングとは、複数の物事を整理し、矛盾のない道筋を立てる能力のことです。合理的な考えを導き出したり、因果関係を把握したりするために必要なスキルで、SIerに限らずIT業界で働くうえで重要になります。
SIerの業務において設計に論理的欠陥があると、システム障害や停止など大きな支障をきたすおそれがあるので、開発・設計の道筋をロジカルに考えられる力が欠かせません。
論理的思考力は自身で十分に鍛えられるスキルなので、日々の思考で意識したり、書籍やインターネットを使ってトレーニングをしたりして、スキルアップに努めましょう。
コミュニケーションスキル
SIerは、クライアントやプログラマーなど多くの人と連携しながら開発を進めるので、コミュニケーションスキルが必要不可欠です。コミュニケーションスキルのなかには、相手の話を聞くヒアリングスキルや、双方の合意を導き出すネゴシエーションスキルも含まれています。
スケジュール調整やリソース管理も重要ですが、プロジェクトを円滑に進行するためにはメンバーとの円滑なコミュニケーションが重要です。短時間で習得できるスキルではないので、普段から相手の話に耳を傾け、人にわかりやすく伝えることを意識してみましょう。
タイズの強み
- メーカー特化型エージェント
- 技術職への深い知見
- メーカーとの太いパイプと
転職支援実績
SIerへの転職に向いている人の4つの特徴
SIerへの転職に向いている人の特徴は、以下の4つです。
- IT技術に興味がある人
- コミュニケーション能力がある人
- 論理的な思考ができる人
- 柔軟性をもち合わせている人
自分に適性があるかを判断し、SIerに向いているかを考えてみましょう。
IT技術に興味がある人
IT業界で働き続けるには、常に最新のトレンドを学ばなければならず、自ら興味をもって情報収集する姿勢やチャレンジ精神が不可欠です。SIerは最新のIT技術やツールを使ってシステムを構築するため、高度なITスキルが求められます。
クライアントやプロジェクトメンバーからの信頼を得るためにも、IT技術に対する質問に答えられるように、常に学習意欲や知的好奇心をもって自己研鑽をおこないましょう。
コミュニケーション能力がある人
プロジェクトをスムーズに進行させるためには、クライアントの要望や課題を正確に把握したうえで、適切な提案や解決策の提示が求められます。
たとえば、プロジェクトの進捗報告や技術的な課題を説明する場面では、誰にでもわかりやすく伝えられるコミュニケーション能力が必須です。
チームメンバーと情報共有や意見交換をする際は、メンバーの意見を汲み取ったり、課題に対して的確なアドバイスをしたりできる人が適しているでしょう。
論理的な思考ができる人
複雑なシステム開発をおこなうSIerには、論理的に考え分析する思考力が欠かせません。複雑な問題に直面するたびに原因の仮説を立て、合理的な解決策を導いていく必要があります。
自身の考えを伝えたり提案したりする際も、筋道を立てて論理的かつ明確に説明することが大切です。そのため、物事をしっかり整理して順序立てて考えられる人は、SIerへの適正があるといえるでしょう。
柔軟性をもち合わせている人
プロジェクトの進行中はシステム障害や急な仕様の変更など、さまざまなトラブルや変化に直面することがあるので、冷静に対処できる柔軟性が必要です。
チームをまとめるためには、自分の考えに固執せず、メンバーの意見を受け入れたり、新しい手法を試したりすることも求められます。SIerにおいて必要な柔軟性をもち合わせているかを自身で評価し、改善や強化をおこなっていきましょう。
SIerへの転職を成功させる4つのコツ
SIerへの転職を成功させる主なコツは、以下の4つです。
- 転職理由を明確にする
- 必要なスキルや資格を習得する
- 企業や業界の情報収集をする
- 転職エージェントを利用する
ポイントをしっかり押さえて、SIerへの転職を実現させましょう。
転職理由を明確にする
SIerへの転職活動をはじめる前に、自身の目標やキャリアプランを考え、転職する理由を明確にしましょう。
ネガティブな理由や目先のことだけを考えて転職した場合、思い描いていたキャリアプランを実現できず失敗や後悔につながります。
まずは、自分がどのような職場で、どのような役割を果たしたいのかを明確にすることがポイントです。転職における軸が定まることで、自身に合った転職先を見つけやすくなります。
ITエンジニアの転職理由の具体例は以下の記事で紹介しているので、あわせて確認してみてください。
転職活動成功(キャリアアップ)のために【ITエンジニアがやるべきこと】
必要なスキルや資格を習得する
SIerに必要なスキルや資格を習得することも、転職の実現には欠かせない手段です。スキルや資格によって客観的に強みをアピールでき、即戦力であることを伝えられます。
SIerへの転職に役立つ具体的なスキルや資格は、以下の通りです。
スキル |
|
資格 |
|
エンジニアスキルを高めることで、SIerとして開発現場での活躍が十分に見込めます。上流工程への転職を考えている場合は、即戦力になるような高度なスキルを習得しましょう。
SIerでの実務経験がない場合でも、スキルがしっかり備わっていれば転職は可能です。SIerと関連性の高いスキルや資格を習得して、自身の市場価値を高めていきましょう。
エンジニアへの転職に有利なスキルや資格については以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
【転職に有利】エンジニアにおすすめな資格とアピール方法を解説
企業や業界の情報収集をする
SIerへの転職でのミスマッチを防ぐためにも、企業や業界の情報収集を丁寧におこないましょう。自身が希望する業務内容か、描いているキャリアプランを実現できそうかなどを確認しましょう。
SIerの転職では、種類や親会社の事業内容、主な取引先をチェックするのがポイントです。事業規模が大きければプロジェクト規模も大きくなるので、働き方をイメージするのに役立つでしょう。
転職エージェントを利用する
仕事を続けながら転職活動を進めたいときや、理想の求人がなかなか見つからないときは、転職エージェントを利用するのもひとつの手段です。
転職エージェントなら自分の経験やスキルにマッチした求人を紹介してもらえるほか、面接対策や履歴書の添削支援を受けられます。
転職のプロによるサポートを受けることで、効率のよい転職活動が可能です。自分に不足している部分を客観的に分析してもらえれば、企業が求める人材に近付けられます。
SIerへの転職の成功率をアップさせるためにも、戦略的に転職エージェントを活用してみましょう。
転職エージェントの選び方については以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひ確認してみてください。
タイズの強み
- メーカー特化型エージェント
- 技術職への深い知見
- メーカーとの太いパイプと
転職支援実績
SIerからの転職先4選
SIerで働いている人のなかには、スキルアップしたい、客先駐在の環境に慣れないなどの理由から異業種への転職を考える人もいます。
SIerからの転職先としておすすめなのは、以下の4つです。
- 社内SE
- エンジニア
- メーカー営業
- メーカーのDX推進担当者
SIerからの転職を考えている方は、これまでの経験とスキルを活かして、新たなフィールドにチャレンジしてみましょう。
社内SE
社内SEとは、自社の情報システム部に所属し、運用や保守、改善を担当する仕事です。社内システムの企画・開発や社内インフラの整備など、自社のシステムを対象にスペシャリストとして社内で活躍します。
必ず社内で働ける職種であるため、落ち着いた環境で働きたい人や、客先常駐の業務を避けたい人におすすめです。
実際にタイズで転職された方は、自身に合った環境であることを実感しています。詳しい内容を知りたい方は、以下の事例ページをチェックしてみてください。
入社してみると想像以上に雰囲気の良い職場だったので、転職をして本当によかったと思っています。前職と比べて部署の規模が小さいこともあり、コミュニケーションも多く、孤立することのない環境です。
また、入社して気付いたこととしては、「ありがとう」と言われる機会が増えました。前職はプログラマーだった為、技術的に難易度の高い案件を手掛けても、お客様になかなかそうした言葉を頂くことはありませんでした。現在の情報システム部ではヘルプデスクも兼ねている為、本当に困ったユーザーの方から問い合わせを頂きます。技術的に簡単なことでも、手助けをすると「ありがとう」という感謝の言葉をかけて頂けるので、「人の役に立っている」とやりがいを感じますね。
また、部内の雰囲気もよく、コミュニケーションが盛んです。何か困ったことがあれば、みんなが手助けをしてくれます。孤立することもなくお互いが助け合っているような雰囲気のため、難しいことでもチャレンジしようと思える環境にもやりがいを感じています。
社内SEへの転職については以下の記事で解説しています。成功のコツや求人情報などを詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
社内SEへの転職は難しい?成功させるコツや求人情報などをご紹介!
エンジニア
エンジニアとは、WebアプリケーションやWebサイトの設計や開発、運用などを担う仕事です。主にプログラミング言語を用いてシステムの開発をおこないます。
IT技術の進化にともない、WebアプリケーションやWebサイトは現代社会において欠かせないものであるため、Web系エンジニアの需要は高く、将来に渡って安定して働けるでしょう。
SIerでの知識や経験を活かしたい人や、システムの開発に携わりたいと考えている人に相性がよい職種です。
エンジニアへの転職については以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
エンジニア転職まるわかり!中途採用でメーカーが求める人材とは?
メーカー営業
メーカー営業とは、メーカーで生産する製品やサービスを提案・販売する仕事です。自社の製品やサービスを取り扱ってもらうために新規営業をおこなったり、既存顧客との関係構築や強化を実現するためのルート営業をおこなったりして、案件の受注や売上に貢献します。
メーカー営業には商品や業界などの知識が求められるので、IT業界のメーカーであれば、SIerの経験を十分に活かせるでしょう。システム開発の現場経験にもとづいた説得力のある提案ができ、案件の獲得に貢献できます。
メーカー営業への転職については以下の記事で解説しているので、あわせて確認してみてください。
メーカー営業への転職は未経験でもできる?メリット・デメリットや成功させるポイントを解説
メーカーのDX推進担当者
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を用いて企業全体のビジネス変革を目指すことです。メーカーをはじめとした製造業では、人材不足やコストの増加など、さまざまな課題への対策としてDXの推進が求められています。
DXに取り組むメーカーにとって、DX推進担当者としてエンジニアは必要な人材です。DX推進にかかわる仕事がしたいと考えている人は、SIerの経験を活かしてチャレンジしてみましょう。
スキルや経験を活かしてSIerに転職しよう
SIerは、自身のキャリアアップや将来性の高さなど、さまざまな理由から転職を検討する人が多くいる職種です。
転職する際は自身の能力や条件を考慮するほか、入社後のミスマッチがないよう企業の情報収集をおこなうことで、SIerへの転職を成功させやすくなります。
現職と並行して効率的に転職活動を進めたい場合や、条件にあった求人をなかなか見つけられないときは、転職エージェントの活用も検討しましょう。