法務の転職は難しい?転職市場やフルリモート求人などをご紹介!

こんにちは。メーカー専門の転職エージェント「タイズ」です。今回は法務について、仕事内容や平均年収、転職のコツなどを解説します。

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法務への転職は難しい?転職市場やフルリモート求人をご紹介!

 

こんにちは、メーカー専門の転職エージェント「タイズ」です。

本記事では、法務の転職事情について詳しく説明します。タイズ経由で法務に転職された方の事例もご紹介します。ぜひご覧ください。
タイズでは、メーカーを専門とした転職エージェントです。サービスや事例を知りたい方はぜひ以下のボタンよりご確認ください。

タイズの強み

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  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
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―目次―

1.法務とは?仕事内容や年収、向いている人、キャリアパスを解説!
 1-1.法務はどんな仕事をしている?
 1-2.法務の年収は高い?平均年収をご紹介!
 1-3.法務に向いている人は?
 1-4.法務のキャリアパスとは?
2.法務の転職は難しい?未経験でも転職できる?年代別で転職市場を解説!
 2-1.法務の転職は難しい?
 2-2.未経験でも法務に転職できる?
 2-3.【年代別】転職市場を解説
3.【年代別】法務への転職を成功させるコツとは?
 3-1.20代
 3-2.30~40代
 3-3.50代
4.法務への転職で求められるスキルや有利な資格は?
 4-1.転職で有利な資格
 4-2.転職で求められるスキル
5.法務への転職成功事例をご紹介!
6.【ハイクラス年収】法務の求人一覧(リモートOKの求人もあり)
7.まとめ

法務とは?仕事内容や年収、向いている人、キャリアパスを解説!

法務 転職

法務はどのような仕事をしているのでしょうか。向いている人や法務の将来性、キャリアパス、平均年収なども併せて解説します。

法務はどんな仕事をしている?

法務は、企業や組織内で法律に関連する業務を担当します。主な仕事は以下の通りです。

1.契約書の作成と管理

契約書の作成やレビュー、交渉、締結、そしてその後の管理を行います。これにより、企業が適切な契約を結び、リスクを最小限に抑えることができます。

2.法的アドバイスの提供

企業の活動が法律に適合しているかを確認し、法的リスクを評価・管理します。経営陣や他の部門に対して法的アドバイスをし、問題が発生した際にはその解決策を提案します。

3.コンプライアンスの確保

企業が法律や規制、業界のガイドラインに従っていることを確認します。内部の規則やポリシーの作成・見直しや、従業員への法的教育・訓練も含まれます。

4.訴訟(紛争)対応

企業が訴訟などのトラブルに巻き込まれた場合、法務はその対応も担当します。弁護士との連携や訴訟戦略の策定、裁判資料の準備などを行います。

5.知的財産権の管理

商標や特許、著作権などの知的財産権を管理し、企業の利益を守ります。侵害行為に対する対応や新しい知的財産の出願も行います。

また、反対に他社の知的財産権を侵害した場合は、損害賠償を求められる事態になりかねません。万が一、侵害してしまった場合は適切な対応を取ることが求められます。

6.規制対応

新たな法律や規制の変更に対して、企業の対応を計画し、実行します。これにより、企業が最新の法規制に適応できるようにします。

7.労務・労働問題への対応

企業と従業員の間には雇用契約が結ばれており、労働基準法など様々な労働法令が適用されています。法令を遵守できているかなどのチェックも法務の仕事です。

また、セクハラやパワハラなどのハラスメントについても、対応する必要があります。

法務の役割は企業の規模や業種によって異なりますが、いずれにせよ法律に関連する問題を適切に管理し、企業の法的リスクを最小限に抑えることが求められます。

法務の年収は高い?平均年収をご紹介!

 

法務の平均年収は約657万円です。※
日本人の平均年収は約458万円と言われているため、非常に高水準な年収となっています。
以下は、男女別、年代別の平均年収です。

年代 全体 男性 女性
20代 462万円 505万円 420万円
30代 595万円 607万円 553万円
40代 733万円 770万円 595万円
50代 866万円 874万円 700万円

※タイズにご登録いただいた法務の方を対象に算出

法務に向いている人は?

法務に向いている人は以下の通りです。

1.法律知識が豊富な人

法律や規制について深い知識を持っていることは必要不可欠です。法務の仕事では、常に最新の法規制に対応する必要があります。

2.分析力が高い人

法的な問題を迅速に分析し、適切な対応策を見つける能力が求められます。複雑な契約書や法律文書を正確に理解し、適切に対処できる能力が重要です。

3.コミュニケーション能力が高い人

他の部門や外部の弁護士、クライアントなどと効果的に適切にコミュニケーションを取れる人が向いています。法律用語を分かりやすく説明する能力も必要です。

4.注意深い人

法務の仕事は細部にまで注意を払うことが重要です。小さなミスが大きな法的問題につながることがあるため、細心の注意が求められます。

5.ストレス耐性がある人

法務の仕事は時に高いプレッシャーの中で行われます。特に訴訟対応や緊急の法的問題への対応が求められる場合、冷静に対処できるストレス耐性が重要です。

6.倫理観が高い人

法務の仕事は企業の法的遵守を確保する重要な役割を担っています。高い倫理観を持ち、公正かつ正直に業務を遂行できる人が求められます。

7.問題解決能力が高い人

予期せぬ法的問題が発生した際に、迅速かつ効果的に解決する能力が求められます。創造的かつ論理的な思考が役立ちます。

法務のキャリアパスとは?

特定分野のスペシャリストになる

法務には多種多様な分野があります。特定分野での専門性を高めていくこともキャリアパスのひとつです。

高い専門性を身につけることで、法務としての市場価値が高くなります。

管理職を目指す

法務部門の課長や部長などを目指すこともキャリアパスのひとつです。管理職は、どちらかというと幅広い知識を有するゼネラリストになることが求められます。また、部下の育成も重要な役割となります。

管理職になることで、年収アップを狙えるでしょう。

転職してキャリアを積む

転職して経験を積むこともキャリアパスのひとつです。所属する会社が異なると、仕事内容や求められるスキルが異なります。今の会社で、自分のキャリアが見えないなど不満や不安がある場合は、転職をすることも有効な手段です。

タイズでは、大手・中堅の優良メーカーにて法務の求人を多く保有しており、企業とのパイプも強いです。法務へ転職して年収アップしたい、リモートワークがしたいなど感じている方は、お気軽にご相談ください。

【大手・中堅】法務の求人を見る

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法務の転職は難しい?未経験でも転職できる?年代別で転職市場を解説!

法務 転職

法務への転職は難しいのでしょうか?未経験でも転職できるのかや、年代別の転職市場について解説します。

法務の転職は難しい?

法務への転職は難易度が比較的高いと言われています。難易度が高い理由としては以下が挙げられます。

・求人が少なく、募集人数も少ないため
・専門性の高さが求められるため
・契約書の作成など実務経験を求められるケースが多いため

法務への転職は比較的難しい傾向にありますが、適切な準備とスキルがあれば十分可能です。

未経験でも法務に転職できる?

未経験で法務に転職することの難易度は非常に高いです。

その理由としては職種上専門知識が必要だという点にあります。そのため前職で法務職を経験していた人が採用されやすいです。

しかし、未経験でも転職できる方法はあります。

資格を取得する

法務職で働くうえで専門知識が必要になってきます。その知識を資格で証明できれば、採用される確率は大きく上がります。

また、司法試験を受けていればそれだけで採用率は上がり、合格していれば未経験でも問題なく転職することができます。

中小企業やベンチャー企業に転職する

大手企業は法務部が独立した部としてありますが、中小企業やベンチャー企業の場合、法務は人事や総務と合わさっている企業があります。

兼務の場合は独立した法務部と比べて難易度は低くなります。ここで経験を積み、最終的に独立した法務部のある大手企業に転職することも、未経験者にとって有効な手段です。

転職エージェントの利用(未経験可の求人・非公開求人に応募)

法務に転職する人は経験者が多く、また募集人数が少ないため未経験者にとっては難しいものとなっています。

転職エージェントを活用することで未経験でも応募できる求人や、非公開の求人を紹介してもらえるため、転職に成功する確率は格段にあがります。

【未経験OK】法務・特許・知財の求人を見る

【年代別】転職市場を解説

20代

法務転職市場での20代の需要はあります。

法務経験者を募集している場合、20代での法務経験者は少ないのでより需要があります。

また未経験の場合でもポテンシャル採用がありますし、資格取得や兼務での就職を目指せば転職の可能性は大いにあると言えます。ただ未経験者可の求人が少ないため、未経験者の場合は転職難易度が高くなっています。

30代

30代も大きな需要があります。

30代の場合は、経験が重視されます。また、同じ法務であっても業界によって考慮しなければならない法律は大きく異なるため、どういった経験をしたかという要素が重要なものになってきます。

40代~50代

40代の需要は近年高まってきています。

40代の場合は30代の転職よりもさらに経験が重要な要素となってきます。

近年の状況からコンプライアンスや危機管理意識が高まっており、30代の法務経験者よりも、より経験豊富な40代の法務経験者は非常に需要が高いです。

40代は管理職候補としても需要があるので、経験者であれば転職しやすいと言えるでしょう。

50代の場合は、法務に限らず難易度が高いと言われています。50代は、法務全般の知識や実務経験だけでなくマネジメント経験も重視されており、求人数も少ない傾向にあります。

ただし、定年引上げが進む流れにあるので、しっかり対策をすれば転職は可能と言えるでしょう。

【年代別】法務への転職を成功させるコツとは?

法務 転職

20代

経験者の場合は需要が高いので、転職の軸をあらかじめしっかりと決めましょう。そしてそこに合った企業に就職することで後悔しない転職ができます。

また未経験者の場合は、仮に法務への転職が無理であっても、兼務や資格の取得で経験を積んでから法務へ転職するという風に柔軟性を持って取り組むことで転職成功確率が上がります。

30代~40代

経験と経験の内容が重視されるので志望する企業の業界がどういった法律知識を必要とするのか、企業がどんな人材を求めているのかといった情報が非常に重要となってきます。

情報を得るために転職エージェントを活用するのも方法の一つです。

また40代の転職の場合はマネジメントスキルが求められることも出てくるため、そういったスキルがあればアピールすることで成功率は上がります。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
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  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

50代

50代での転職は今まで以上に経験を重視される他、部署の立ち上げや部長候補として企業が募集することもあるため、マネジメントスキルも40代以上に重視されます。

50代での転職の場合は年収が下がる可能性もあるので、なぜ転職したいのか目的を明確化し、目的に合った転職先を探すことが転職を成功させるうえで大事になってきます。

法務への転職で求められるスキルや有利な資格は?

法務 転職

転職で有利な資格

・弁護士資格(日本弁護士連合会)
最も強力な資格で、法律事務所や企業の法務部門で高く評価されています。

・司法書士資格
登記業務や裁判事務の代理ができるため、特に不動産や商業登記に関わる企業で有利です。

・行政書士資格
許認可業務や法人設立手続きに強みがあり、企業の法務部門や独立開業でも役立ちます。

・ビジネス法務エキスパート(BATIC)
国際的なビジネス法務に関する知識を証明する資格で、グローバル企業で有利です。

・コンプライアンス・オフィサー(日本コンプライアンス推進機構)

コンプライアンス体制の構築・運営に関する専門知識を有することを証明する資格です。

・知的財産管理技能士
知的財産に関する知識を証明する資格で、特許、商標、著作権などの業務に携わる際に有利です。

転職で求められるスキル

・法律知識
企業の業界に関わる法律知識を把握しておくことで、法的な視点でリスクマネジメントできるという点で法律知識は重要です。

・リスクマネジメント能力
急なトラブルが起こった時に冷静に対処する能力やこれから先に起こりうる法的トラブルを未然に防ぐという点でリスクマネジメント力は重要となってきます。

・語学力
海外の企業との取引のある企業の場合、外国語の契約書を作成したり、外国語のコミュニケーションが必要となってくるので語学力は必要なスキルです。

法務への転職成功事例をご紹介!

法務 転職

タイズを利用して転職成功された方の事例をご紹介します。転職活動の参考にしてみてください。

【20代】電機メーカーの法務から化学メーカーの法務へ
〇転職前
・電機メーカーの法務
・関東から関西に帰りたい
・人がすぐに入れ替わり、働きにくい環境だった
〇転職後
・化学メーカーの法務
・関西で働くことができた
・良い人が多く柔和な雰囲気で働きやすい環境になった
詳しく見る

【30代前半】大手自動車メーカーの法務から大手電機機器メーカーの法務
〇転職前
・大手自動車メーカーの法務
・業績が不調
・キャリアアップがしたい
〇転職後
・大手電機機器メーカーの法務
・業績が好調
・自分の興味のある技術を持つ企業に転職できた
詳しく見る

【30代前半】大手化粧品メーカーの人事から大手電機部品メーカーの法務
〇転職前
・大手化粧品メーカーの人事
・法務で働きたかったが、人事で働いていた
・モノづくりへの憧れがあった
〇転職後
・大手電機機器メーカーの法務
・法務で働くことができた
・モノづくり企業で働くことができた
詳しく見る

【ハイクラス年収】法務の求人一覧(リモートOKの求人もあり)

法務 転職

ハイクラス年収で法務の求人をご紹介します。希望の求人をチェックしましょう。

法務・特許/知財のハイクラス求人(リモートOK)の求人はこちら

法務・特許/知財のハイクラス求人の求人はこちら

まとめ

法務 転職

✓法務は法律に関わるあらゆる業務を担当
✓法務の平均年収は約657万円(タイズ調べ)
✓法務に向いている人は法律知識が豊富な人、分析力が高い人、コミュニケーション能力が高い人、注意深い人、ストレス耐性がある人、倫理観が高い人、問題解決能力が高い人
✓法務のキャリアパスは特定分野のスペシャリスト、管理職、転職してキャリアを積む、の3種類
✓法務への転職難易度は比較的高い
✓未経験で法務に転職する難易度は非常に高い
✓法務の転職市場は年々高まっている
✓法務への転職は情報戦
✓法務への転職で有利になる資格やスキルがある

タイズはメーカー特化の転職エージェントです。タイズには下記のような特徴があります。
・大手メーカーシェアNo.1
・東証プライム上場グループ
・転職成功者の満足度92%※
※当社経由で転職に成功された方へのアンケートより

メーカーに転職したい方は、大手・中堅の優良メーカーと太いパイプをもつタイズにぜひご相談ください。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

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この記事を書いた人

プロフィール写真

長友 美悠

株式会社タイズ

  • 関西メーカーへの高い合格率に自信あり。メーカーへの深い知見、太いパイプを活かした転職のご支援をさせていただきます
  • 「勤務地・給与」といった条件だけではなく「働きごこち・忙しさ・社風」など転職の軸を丁寧にヒアリングさせていただきます。
  • 転職成功者の満足度は92%! ※当社経由でご転職に成功された方へのアンケートより
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