開発職とは?仕事内容や求められるスキルなどを解説

こんにちは。メーカー専門の転職エージェント「タイズ」です。 新しい商品やサービスをつくる仕事に興味をもっている方の中には、「開発職」が気になっている方がいるのではないでしょうか。 開発職には、いくつかの種類があり、職種によって業務内容が変わります。研究職と技術職とは異なるため、違いを理解することも大切です。 本記事では、開発職の種類や仕事内容、研究職・技術職との違いを解説します。向いている人の特徴や転職を成功させるポイントも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

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開発職

タイズは、メーカー転職でNo.1の実績を誇る転職エージェントです。創業以来メーカーに特化したサービスを提供し、大手メーカーを中心とした太いパイプを築き、優良メーカーへの転職支援実績を積み重ねてきました。
転職支援は、コンサルタントの丁寧なヒアリングからはじまり、一人ひとりにあった求人提案や条件にあった転職支援を実施しています。
メーカーの開発職への転職実績も豊富なため、転職支援サービスの詳細を知りたい方はぜひご相談ください。

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開発職とは

開発職とは、企業で製品化を担当する職種です。製品をつくる幅広い業界で活躍しており、食品メーカーや化粧品メーカー、製薬会社などで商品開発に取り組んでいます。

製品をつくるだけではなく、製品化に必要な技術を開発したり、まだ世の中にないものを研究したりします。製品化に関連するさまざまな業務に携わるのが特徴です。 「まだ世の中にない商品を生み出したい」「製品開発を通して社会に貢献したい」といった思いがある方は、開発職としてやりがいを感じながら活躍できるでしょう。 なお、国税庁が実施した民間給与実態統計調査 によると、開発職が該当する「学術研究,専門・技術サービス、教育,学習支援業」分野の平均年収は、約500万円です。同調査では、日本人の平均年収は約440万円であり、開発職の年収は高水準だといえます。

開発職と研究職や技術職の違い

開発職イメージ

開発職は、業務内容の似ている研究職や技術職と混同されることがあります。似ている部分もありますが、異なる職種であるため、違いを正しく理解しましょう。 開発職と研究職や技術職の違いは、以下の通りです。

開発職 研究職 技術職
仕事の対象 商品 新たな概念や価値 製品を生み出すための技術や手法
仕事内容 すでにある概念や価値を製品化する 新たな概念や価値を生み出す 製品をつくる設備を運用・管理する

開発職は、すでにある概念や価値を製品化するために、商品開発を行います。一方で、研究職は、開発職が取り扱う概念や価値を見つけるために研究に従事する点が主な違いです。 また、技術職とは、仕事の対象が異なります。開発職は商品を開発するために仕事をしますが、技術職は製品をつくるための技術や手法を運用・管理します。技術職は生産管理に携わることも多く、製品の品質管理・向上を実現するために現場で管理業務を行うのが特徴です。 開発職と、研究職や技術職の違いを理解したうえで、開発職になりたい理由ややりたいことなど志望動機につながるポイントを考えてみましょう。 開発職と研究職の違いやそれぞれに向いている人の特徴は、以下の記事で詳しく解説していいます。興味がある方は、ぜひご覧ください。

研究職と開発職の違いとは?向いている人の4つの特徴

開発職の種類と仕事内容

開発職

開発職には、以下の3種類に分けられます。

・研究開発職|世の中にない商品を研究・開発する

・技術開発職|商品に活用する技術を開発する

・商品開発職|研究や企画をもとに商品をつくる

同じ開発職ですが、取り扱うものや携わる工程が異なるため、違いを正しく理解しましょう。

研究開発職|世の中にない商品を研究・開発する

研究開発職は、企業が見つけた新たな概念や価値を製品化するための土台をつくる仕事です。研究職に似ていますが、研究だけではなく、より製品化に近い段階まで開発を担当する点に違いがあります。 まだ世の中にはない製品を生み出せるチャンスがあり、困っている人や社会の役に立てるのが魅力です。成果が出るまでに膨大な時間がかかったり、時には壁にぶつかったりすることもありますが、研究開発が形になったときには大きなやりがいを得られるでしょう。

技術開発職|商品に活用する技術を開発する

技術開発職は、商品をつくるための技術を考案・開発する職種です。たとえば、新商品を開発する際に、既存の技術を活用する手段を考えたり、新たな製法を検討したりするなどの仕事を担当します。 技術開発職なくしては製品化を実現できないため、製品化の中核に携われるのは大きな魅力です。考案した製法や技術は他の製品にも使われたり、場合によっては特許を取得したりできるため、製品開発への貢献を実感できます。

商品開発職|研究や企画をもとに商品をつくる

商品開発職とは、研究開発職の生み出した成果にもとづいて、実際に製品をつくる職種です。自社のコンセプトやマーケティング戦略などを参考に、独自の商品を企画します。 企画段階は非常に重要で、顧客のニーズを満たしながら、コストや販売なども考慮し、売上・利益につながる商品づくりが必要です。 商品開発職は、開発職の中ではもっとも商品に近いため、商品を世に送り出す喜びを感じやすいでしょう。研究職や技術職と連携する場面も多く、さまざまな人とかかわりながら仕事ができるのも魅力です。

開発職に求められる4つのスキル・資質

開発職スキル

開発職への転職では、発揮できるスキルや資質をアピールする必要があります。開発職に求められる主なスキル・資質は、以下の4つです。

・物事や事象をさまざまな視点から考えられる「視野の広さ」

・成果が出るまで取り組み続ける「粘り強さ」

・新しい技術や考え方を積極的に取り入れる「吸収力」

・さまざまな人と連携できる「コミュニケーション能力」

必要とされる能力を理解して、共通点のあるポイントを志望動機や面接でアピールしましょう。

物事や事象をさまざまな視点から考えられる「視野の広さ」

開発職は、新たな概念や価値を見つけたり、顧客に求められる製品を開発したりするために、物事を多角的にとらえる広い視野が求められます。 研究成果をどのように製品化するか、どのようなものが世の中で役立つかなどを考える場面が多いです。そのため、ひとつのことをさまざまな視点から考えられる人に向いています。 ひとつの結論で満足せず、別のアプローチを検討するなど、考える習慣がある人は開発職の適性があるでしょう。

成果が出るまで取り組み続ける「粘り強さ」

新たな概念・価値の発見や製品化までには膨大な時間がかかるため、成果が出るまで粘り強く取り組める人は開発職に向いています。 ただ時間がかかるだけではなく、研究の過程で壁にぶつかったり、トラブルが起きたりすることもあるため、あきらめずに試行錯誤する姿勢も必要です。

新しい技術や考え方を積極的に取り入れる「吸収力」

新しい技術や考え方は、世の中に求められる製品をつくるために欠かせないものであるため、開発職には常に最新情報やトレンドを取り入れる吸収力が必要です。 新しいことを知るのが好きだったり、使ってみたときにどうなるか知りたい知的好奇心があったりすると、開発職の仕事にさまざまな技術や考え方を反映できるでしょう。

さまざまな人と連携できる「コミュニケーション能力」

開発職は、研究職や技術職などさまざまな人とかかわるため、コミュニケーションが得意な人は適性があるといえるでしょう。 各部門のスタッフと円滑に連携したり、成果を報告する場面でわかりやすく発表したりするなど、相手やシーンにあったコミュニケーションが求められます。 立場や年齢、シーンなどにかかわらず、柔軟なコミュニケーションができる人は開発職として活躍の幅が広がるでしょう。

開発職への転職を成功させる4つのポイント

開発職 成功ポイント

開発職への転職を成功させるためには、以下に挙げる4つのポイントを実践しましょう。

・開発に携わりたい理由や思いを伝える

・開発に活きるスキルや実績をアピールする

・入社してから開発したいものやキャリアビジョンを伝える

・転職エージェントを活用する

求められている人材や企業について研究したうえで、自分の強みや思いを伝え、開発職への転職を実現しましょう。

開発に携わりたい理由や思いを伝える 製品を販売する

企業にはさまざまな職種があるため、その中でも開発職になりたい理由をしっかりアピールしましょう。 企業が販売している製品への興味を伝えたり、ものづくりに携わって新しい製品を生み出したい思いを強調したりするなど、開発職を志望する理由を明確に伝えるのがポイントです。

開発に活きるスキルや実績をアピールする

開発職に必要な視野の広さやコミュニケーション能力に強みがある場合は、積極的にアピールしましょう。 仕事に活かせるスキルを伝えられると、企業は入社してからどのように貢献してくれるかをイメージしやすくなります。 開発職に関連する実績がある場合も、志望動機や面接でアピールするのがおすすめです。具体的な経験や成果のアピールになるため、説得力のある強みを伝えられます。

入社してから開発したいものやキャリアビジョンを伝える

企業に入社後の貢献や働き方をイメージしてもらうためには、将来のキャリアビジョンを伝えましょう。 入社してから開発したいものや携わりたい仕事、身につけたいスキルなどを伝えると、活躍したい意思や成長への意欲をアピールできます。 開発職になりたい理由や活かせるスキルとあわせて、開発職としてどのように活躍したいかをじっくり考えてみましょう。

転職エージェントを活用する

開発職への転職活動を円滑に進めたい方は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。転職エージェントを利用すると、求人の提案や選考に向けた対策など幅広い転職支援を受けられます。 開発職は専門性の高い職種であるため、さまざまな業界の求人を扱う転職エージェントよりも、開発職の転職支援実績が多い専門的な転職エージェントを選ぶのがポイントです。転職エージェントのサポートを十分に活用し、開発職への転職を実現しましょう。

開発職への転職成功事例3選

開発職 転職成功事例

最後に、タイズでの開発職への転職成功事例を3つ紹介します。

・化学メーカーの研究開発への転職

・家電メーカーの技術開発への転職

・産業機械メーカーの設計開発への転職

希望するメーカーや職種への事例を参考にして、開発職への転職活動に活かしましょう。

化学メーカーの研究開発への転職

こちらは、前職と同じ化学メーカーの研究開発への転職を実現した事例です。 研究開発に集中できる環境を求めて転職活動を開始し、基礎研究に取り組める企業への転職に成功しました。 研究開発にじっくり携われることとあわせて、ワークライフバランスも重視し、求人を選定しています。転職後は、研究開発に集中できているだけではなく、働きやすい環境にも満足しているとのことです。 同じ開発職でも、就労環境の改善を求めて転職したい方は、ぜひ以下のリンクから詳細を確認してみてください。

メーカー転職成功事例・体験談|「同じ研究開発でも、川上の基礎研究の仕事がしたい!」仕事内容・ワークライフバランス・年収、すべてが上位互換の職場に転職成功!

家電メーカーの技術開発への転職

こちらは、自動車機器メーカーの研究職から家電メーカーの技術開発に転職した事例です。 新しいことに挑戦できる環境を求めて転職を決意し、エージェントの求人が集まるサイトに登録しました。求人の中でも、他にはない珍しい求人を扱っていたタイズを見つけ、希望とマッチしていたため、タイズで転職活動を開始しています。 コンサルタントと経歴書をブラッシュアップしたり、タイズが提供したネットにはない企業情報を面接に取り入れたりするなど、さまざまな対策が内定につながりました。転職後は、業界の違いを感じながらもメリハリをつけて、楽しく厳しく働いています。 新しい環境でチャレンジするために転職を検討している方は、ぜひ事例の詳細をチェックしてみてください。

メーカー転職成功事例・体験談|タイズにしかないニッチ求人が希望とマッチ!担当者との信頼関係で叶えた転職!

産業機械メーカーの設計開発への転職

こちらは、前職と同じ産業機械メーカーの設計開発に転職した事例です。 新卒で入社後、思っていた仕事との違いを感じ、やりたい仕事に携わるために転職活動をスタートさせました。 経歴書作成へのアドバイスや、問答集を活用した面接対策などを進め、強みや製品への興味などを的確に伝えられ、内定を勝ち取りました。 転職してからは人間関係に恵まれ、わからないことを丁寧に教えてくれる環境で、働きやすさを実感しているそうです。 自分がやりたい仕事をかなえるために求人を探している方は、事例の詳細をぜひ参考にしてください。

メーカー転職成功事例・体験談|マッチした求人の紹介で通過率アップ!希望職種への道を切り開いた転職体験談

開発職の種類や仕事内容を理解して転職を実現しよう

開発職とは、製品づくりに携わる仕事のひとつで、研究開発や技術開発を通して新たな製品を生み出せます。

研究開発職・技術開発職・商品開発職の3つに分けられ、それぞれ携わる仕事が異なるため、違いを理解したうえで職種を選びましょう。 開発職への転職を実現するためには、志望動機や面接で開発への思いや自分の強みをアピールすることが大切です。 自力での転職活動に不安がある方は、ぜひタイズへのご相談をご検討ください。大手メーカーの開発職への転職実績が豊富で、コンサルタントによる熱意のあるサポートで転職をかなえます。会員登録は無料ですので、気になる方はぜひご相談ください(無料)。

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この記事を書いた人

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安達 篤史

株式会社タイズ

これまで17年間、転職エージェントのコンサルタントとして従事し、これまで1,000名以上の転職支援を実施。
技術系を中心に幅広い知識・経験があり、納得感のある転職を実現している。

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