企業インタビュー
【関西電力(株)】採用担当に求める人物像・働き方・社風についてインタビュー!
人財・安全推進室 採用グループ リーダー 小林様(右)
人財・安全推進室 採用グループ 宮本様(左)
01. 会社概要
主な事業内容は、電気事業、熱供給事業、電気通信事業、ガス供給事業 等
電気事業では、燃料の柔軟かつ安定的な調達や、多様な電源をバランスよく組み合わせた発電により、お客様に電気を安定してお届けするとともに暮らしに役立つサービスなどを提供しています。
ガス事業では、工場、商業施設のお客様に加え、2017年4月からは、ご家庭や商店のお客様に向けて、都市ガスを販売しています。
電力業界にて、国内第2位の電力販売量であり、近畿圏No.1シェアを誇っています。電力自由化の流れに伴い、事業の多角化が求められ、社内ベンチャーの発足など、まさに改革期にあります。
02. ご経歴について
お二人の入社の経緯についてお聞かせください
小林様:就職活動の軸としては2点ありました。一つは地域社会を支える仕事をしたいこと、もう一つは理系出身であり技術者でありながら多くの人と関わりを持てる仕事がしたいと思っていました。私は電柱、電線、電気メーター等の保守をする配電部門の出身ですが、お客様に最も近く、電気の供給の末端を担う配電部門においてその想いが実現できると思い入社を決めました。
宮本様:当時の就職活動の軸として3つありました。一つが事業規模の大きさ・影響力で、もう一つが挑戦できる環境があるかどうか、そして最後に社員の人柄・社風であり、この3つを重点に就職活動をしていました。それに1番マッチするのが関西電力だったことが大きな決め手です。
入社されてからの経歴についてお聞かせください
小林様:入社12年目となりますが、主に配電部門でキャリアを歩んできました。具体的には現場第一線職場での電柱、電線、電気メーターなどの設備保全/設計業務、その後に支店/本店でのエリアや全社の設備改修計画/予算策定業務などを経験してきました。
特に印象深い業務としては現場第一線職場にて災害などで停電が発生した際の設備復旧業務です。復旧した際に多くのお客さまから直接「ありがとう」と感謝の言葉をいただいたことが非常にやりがいを感じ印象深い経験となっています。
宮本様:私は入社6年目となりますが、これまで色々な部門で経験をさせてもらいました。1年目から、営業→人事→戦略・企画をした後に、今の採用という形で多岐に渡る業務を経験してきました。特に印象深い業務としては、前職で経験した戦略企画業務です。水素事業戦略室の部署で業務を行っていたのですが、水素事業というリードタイムが長く、先が見えない中で「どうやって戦略を立てていくのか」を検討する難しさを痛感しながら行っていたのが印象に残っています。
小林様、現場から人事に異動となりましたが人事業務に対する想いをお聞かせください
小林様:ガラリと業務内容は変わったのですが、当社の将来を担う人財を採用するということなので、非常に前向きな仕事としてやりがいを感じながら取り組んでいます。
柔軟なキャリア形成を行っているが、どういった判断軸で異動先やキャリア形成が決められているのでしょうか
小林様:弊社全体としてのキャリア形成ですが、年に一度将来のキャリアについて上司とコミュニケーションを取る機会があります。その中で「自身がどういったキャリアを歩みたいのか」などのコミュニケーションをベースにキャリア形成をしていく流れになります。
03. 関西電力(株)の事業・今後の展望について
御社の事業についてお聞かせください
宮本様:一言で言うと、日本最大級の総合エネルギー事業グループ。エネルギーや送配電・情報通信、生活ビジネスソリューションを中核事業に据え、その周辺に重なり合うところに、新たな価値を創出し続ける。こうした取組みにより、様々な社会インフラ・サービスを提供するプラットフォームの担い手となり、お客さまと社会のお役に立ち続け、持続可能な社会の実現に貢献することを目指している企業です。
具体的な事業としては「発電事業」「再生可能エネルギー事業」「国際事業」などに加え「新規事業の創出やデジタル技術を用いた既存事業の変革などイノベーションの取り組み」や「サステナブルコミュニティの実現を通じた地域活性化やまちづくり」にも取り組んでいます。
今後の展望をお聞かせください
今後の展望として「ゼロカーボンビジョン2050」の実現に向け、社会全体のゼロカーボンに挑戦しています。具体的な取り組み例としては「再エネの主力電源化」「原子力の再稼働/運用高度化」「水素・アンモニアなど火力のゼロカーボン燃料の混焼」に向けて取り組みを進めています。
04. 社風・働き方
御社の社風について、どのような社風だとお感じですか
宮本様:大きく2つの特徴があると考えています。
一つ目は、挑戦する意識が高いことです。当社は世紀の難工事と言われた黒四建設以降、美浜発電所の日本初の営業運転や、全国で初めて電力会社が営業運転したメガソーラー堺太陽光発電所など様々なチャレンジを続けてきた会社だと考えています。そのように一番を目指す、やったことのないことに挑戦するマインドが関西電力のDNAとして受け継がれていると感じております。
もう一つは高い使命感を持って働いている方が多いと思います。自らの仕事が人々の生活や地域の発展に繋がっている、そういった“誇り”を持って働いている社員が多いです。
若い方でもどんどん挑戦して、大きな仕事を任される風土がありますか?
宮本様:若手からどんどん活躍できる風土は整っています。私が今まで経験してきた職場でも、非常に活発で風通しがよく、若手から積極的に意見が言えたり・挑戦できる環境でありますし、むしろ若手の意見を求められているような環境なので、能動的に行動することが是とされる会社だと思います。
05. キャリアパスや求める人物像について
キャリア採用で目指されることについて教えてください
小林様:キャリア採用で「人財の多様化」を実現したいと考えています。会社が持続的に成長し、企業価値の向上をするためには様々な経験/視点を持った方に入社いただき異なる視点の発想が相乗しあうことが重要であると考えています。そのような想いもあり、キャリア採用を拡大している状況です。
キャリア採用ではどのような方を求めていらっしゃいますか?
小林様:端的にお伝えすると、「いろいろな方に入社いただきたい」と考えています。キャリア採用で人財の多様化を目指しているため、決まってこのような方に入社いただきたいという事は無く、性格面では真面目な方、破天荒な方、様々な特徴のある方に来ていただきたいですし、新卒から当社で長年働いている方には無い視点をお持ちの方に入社いただきたいと考えています。
競合他社も多い中、キャリア採用の方々が御社を選ばれる理由は何でしょうか?
小林様:一番多いと感じるのは「働きやすさ」です。フレックス制度やテレワーク制度が整っており、制度があるだけで取得しにくいというものでも無く、多くの従業員が活用し多様な働き方ができています。私自身も共働きで3歳になる子供がいるのですが、役割分担で週2日~3日は保育園に送迎してから出社しており、非常に働きやすさを感じております。友人の社員から話を聞いて入社される方もおりますので、働きやすさで選ばれる方が多いと感じています。
(参考:有給:96%程度、男性育休98%程度、時間外平均20時間程度、オフィスワーク職場のテレワーク率:46%程度)
キャリア入社社員はどのような方がご活躍されていますか?
小林様:決まってこのような方が活躍しているということは無いと考えています。というのも弊社は様々な事業があり、様々なフィールドがあるので一概にこういう方が活躍しているというものは無く、高いリーダーシップを発揮する方や高い専門性をお持ちの方など様々な方がそれぞれのフィールドで活躍していると考えております。
タイズの印象
小林様:単に応募者を紹介していただくだけでなく、選考中、内定後の応募者へのフォローなどを非常に丁寧に実施いただいている印象であり、タイズさんを通じて我々も応募者を非常に理解できたうえで選考や入社までのフォローができている。そのような観点で我々としても非常に助かっておりますし、多くの方の入社まで繋がっていると考えております。
タイズにこれから期待することは何ですか?
小林様:引き続き、応募者への丁寧なフォローなどを通じて、当社へ安心して入社いただけるようにいただけたらと考えております。
06. 転職希望者へメッセージ
小林様:関西電力は発電事業、再エネ事業、国際事業、新規事業開発など様々な分野で挑戦/活躍できるフィールドがあります。また、フレックス制度やテレワーク制度等柔軟な働き方が実現出来る環境も非常に整っております。少しでも興味を持たれた方は是非応募のほどよろしくお願いします。