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20代はじめての転職を成功させるための5つのコツ<20代転職成功体験談>
20代の転職は、今後自分がどんな仕事でキャリアを積んでいくのかを決める上で、非常に重要ですよね。ここでは同じ20代の方が転職を考えたきっかけや、実際に転職をしてみてどう思っているか等、転職成功体験談をご紹介すると共に、20代の転職を成功させるコツをご紹介します!
―目次―
■そもそも、今すぐ転職するか迷っている、転職に対する不安がある・・・
■20代の転職成功者が実践しているコツ ①自分にとって「転職が成功した」とはどういうことなのか考える
■20代の転職成功者が実践しているコツ ②『転職活動は退職せずに行う』
■20代の転職成功者が実践しているコツ ③『本当に行きたい企業にのみ応募する』
■20代の転職成功者が実践しているコツ ④転職を失敗しないために!『面接対策はしっかり行う』
■20代の転職成功者が実践しているコツ ⑤『有給取得・退職交渉の流れを把握している』
そもそも今すぐ転職するか迷っている、転職に対する不安がある・・・
やっぱり、はじめての転職活動って漠然とした不安がある方も多いのではないでしょうか?ここでは、初めての転職活動を行う方からいただく質問をご紹介します。
- 実際に転職した人から「内定先が実はブラックで後悔した。前職に戻りたい。」という話を聞く
→新卒の就職活動と違い、転職活動は学生時代ほど時間がないために企業研究がおろそかになりがちです。事前にしっかりと情報収集をしなかった結果、「残業が思っていたより多い」「思っていたより給料が上がらない」等、入社前と入社後のギャップに苦しむことになり、せっかく内定をもらって新しい職場に行っても、また転職を繰り返す羽目になりかねません。求人の条件や企業の事業内容だけではなく、社風や企業文化、中途採用者のキャリアアップや、労働環境など、気なるポイントはすべて洗い出して、情報収集を行うようにしましょう!
ポイント:ネットの情報だけではなく、その企業を良く知っている人(実際に働かれている人・企業担当の転職エージェント等)からリアルな情報を直接聞いて、自分に合った転職先か判断することをお勧めします。
- 周りは何年目で転職している?
→結論を言うと、20代の中でも1年目、2年目で転職する方もいれば、7年目で転職する方もいるので様々です。しかし、例えば第二新卒枠で転職を考えるのであれば、平均1年目~3年目で転職される方が多い傾向にあります。とくに、業界・業種共に新しくキャリアチェンジを考えている方は、その人の今後の成長性を基準とした「ポテンシャル採用」の面接になりますので、社会人歴が浅い方が、転職には有利なケースが多いようです。
ポイント:5年後、10年後にはどんなキャリアを築いていたいのか、将来ビジョンを考えて自分のことをしっかり深堀して、自己分析を行い、自分にとっての転職成功とは何かを、明確にしておくことが大切です!
- なんとなく、「転職」に対してマイナスイメージがあり、転職活動に踏み出せない。
→次項目:■20代の転職成功者が実践しているコツ ①「自分はなぜ転職を考えはじめたのか?」自分にとって「転職が成功した」とはどういうことなのか考えるを読んで、ぜひ1度ご自身のことを振り返ってみてください。「転職しないと解決できない問題なのか」を含めて、問題を整理していきましょう。
20代の転職成功者が実践しているコツ ①「自分はなぜ転職を考えはじめたのか?」自分にとって「転職が成功した」とはどういうことなのか考える
「転職を成功させたい」っていうけれど、実際何をもって転職が成功したといえるのでしょうか?大切なのは「転職して何を実現したいのか」という転職したい理由、転職の目的を整理し、転職成功の判断軸を明確にすること。その軸をぶらすことなく転職活動を行いましょう!
ポイント①:現在の不満を書き出す
・労働条件の不満(年収・休日・勤務地) ・仕事内容の不満 ・労働環境への不満(社風・人間関係・年功序列)など
ポイント②:理想の働き方を書き出す
・理想の仕事やキャリアビジョン(どんな仕事をしたいか、〇年後にどんなキャリアを積みたいか等)
・理想の年収や働き方(〇歳までに年収〇〇万になりたい・海外で働きたい等)
→「そもそも転職しないと解決できない問題なのか」(例えば社内の部署異動制度を使って解決できないか等)も検討しつつ、転職活動を行いましょう!転職活動を成功させるためには、自分はなぜ転職するのか、どんな環境でどんな仕事がしたいのか。3年後、10年後にはどんなキャリアを築いていたいのか、自分のことをしっかり深堀して、自己分析を行い、自分にとっての転職成功とは何かを、明確にしておくことが大切です!
20代の転職成功者が実践しているコツ ②『転職活動は退職せずに行う』
「会社を早く辞めて転職活動に専念したい」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、退職後の転職活動は「収入がない中での転職活動になる」「離職期間が長いと転職活動で不利」になり、焦って最初に決めた「転職成功の判断軸」がぶれて、とにかく内定をもらえた会社に決めるケースがあります。転職活動が長期間かかってしまうケースもありますし、選考でも「離職中」よりも「在職中」の方が有利です。とにかく在職しながら転職活動を行う方が、転職の成功確率は高くなります。どうしても退職してから転職活動がしたい!と言う方は、まずは有給消化や特別休暇等、社内の休暇制度をすべて消化してからでも遅くはないと思います。
20代の転職成功者が実践しているコツ ③『本当に行きたい企業にのみ応募する』
在職中の転職活動は、仕事と転職の両立でとにかく忙しいです。ただでさえ、時間がない中での転職。本当に志望度の高い企業に絞って応募をしていかないと、応募書類や面接のスケジュールに追われてしまい、第一志望の企業に注力できない可能性があります。履歴書や職務経歴書の作成、企業研究や面接対策など、しっかり丁寧に準備するには時間がかかります。応募する求人はじっかり厳選しましょう。転職活動を成功させるためには、スケジューリングを上手く行うことが1つのコツです。
20代の転職成功者が実践しているコツ ④転職を失敗しないために!『面接対策はしっかり行う』
自己紹介、退職理由、転職理由がしっかり言えるか、話している内容に一貫性はあるか、話し方の印象は大丈夫かなど、第三者の目線で自分を客観視することが重要です。とくに20代の転職では、「なぜ入社数年で転職をしようと思ったのか(退職理由)」「なぜこの企業に応募したのか、入社後はどんなキャリアを積みたいとおもっているのか(転職理由)」を一貫性をもった内容でしっかり答えれるようにしましょう。
また、社歴が浅いことから、仕事のスキル以外の部分、例えば「これまでに打ち込んできたこと」や「問題にぶつかったとき、どう考えてうごいたか、何を学んだか」等、問題にぶつかった時の考え方・行動を聞かれるような質問も多い傾向にあります。しっかり準備をしていきましょう!
第二新卒の転職者に対して、人事が気になっているポイント:「なぜ入社数年で前職を辞めたのか。すぐに辞めるような人材ではないかが知りたい」「今後、長く活躍してくれそうなポテンシャルのある人材かどうか」「企業の社風・文化に合った人材か」等
20代の転職成功者が実践しているコツ ⑤『有給取得・退職交渉の流れを把握している』
「有給がとれず、行きたい企業の面接が先延ばしになってしまった結果、他の求職者が内定になり求人枠が埋まった」「退職交渉が上手く行かず、入社日が間に合わずに内定辞退となった」とくに20代の方は、社内でも若手であるため有給を申請しづらい、周りに退職した人が少なく、退職までの社内の流れが把握できていない、というケースも多いと思います。
いつから情報収集を始めるのか、応募や選考の時期はいつがベストなのかを考えて、退職申し出の時期、引き継ぎ期間、入社日までに至るスケジュールを活動前にイメージしておくことが大事です。
20代の転職成功体験談まとめ
転職先 | 食品メーカーの生産管理 |
---|---|
前職 | 食品メーカーの製造 |
転職を考えたきっかけ
転職のきっかけは結婚を考えていたのが一番の理由です。前職の会社では、この先給与が上がっていくのか見えませんでした。
転職活動の流れ
転職活動開始
最初は、マイナビやリクナビNEXTに登録して、求人情報を見ているだけでしたが、エージェントという存在を知って、最初はタイズとは別のエージェントに依頼。全部で10社程の求人案件を紹介してもらい、その中から2社の求人に書類応募しました。そのうちの1社が、現職の会社です。
面接
一次面接の質問はオーソドックスなもので志望動機や退職理由、前職でどんな仕事をしていたかなど。雰囲気もすごくフレンドリーで、良かったです。二次面接は役員の方、人事部長、現場の部長と課長の4名が面接官でした。退職理由について、結構突っ込んだ質問を受けましたが、無事内定をいただきました。
その企業に決めた決めたポイント
それまで何社か面接を受けていましたが、あまり雰囲気が自分とマッチしていないと感じていました。現職の会社は面接の中で自宅から会社までの距離が遠く、私の通勤時間が長いことから「体は本当に大丈夫?心配だけどなぁ」と私の体のことを第一に考えた面接だったので、本当に人を大切にする会社なんだと思ったのが入社の決め手でした。
転職活動で苦労したポイント
自分のキャリアを振り返って、それをきちんとまとめて、人に伝えることに一番苦労しました。
転職して良かったこと
給料が”めちゃめちゃ”上がったことです(笑)。もちろんその分、仕事は大変です。前職では単純作業がメインでしたが、今の会社では単純作業はまったくなくて、工場や現場の配管フロー図を見て、機械が故障したら自分でばらして修理も行っています。
これから転職活動を行う方へのアドバイス
転職活動をしようと思ったら、まずは自分の今までのキャリアをまとめておくことをお勧めします。そうすることで、転職活動が進みやすくなるはずです。また、退職理由と志望動機をどれだけリンクさせるかが大事です。そこがずれると、基本がずれるので、その基本をしっかり作っておくことが大切だと思います。
転職先 | 化学メーカーの開発職 |
---|---|
前職 | 化学メーカーの生産技術職 |
転職を考えたきっかけ
給与面に不満があったことに加え、会社の将来性に不安を感じたことが転職を考えたきっかけです。業績が思わしくなく、設備投資にもビジョンを感じられなかったため、転職を考えました。
転職活動の流れ
転職活動開始
まずは2-3社のエージェントに登録し、電話面談をして、紹介していただいた求人に応募しました。
面接
一次面接も二次面接も質問内容は志望動機、転職理由などを5分以内でフリーに話してくださいといったオーソドックスな内容でした。最終面接では私の希望ではない部門への配属だとお聞きし、辞退しようと思いましたが、コンサルタントの方が別部門の面接を再調整して下さり、結果内定をいただきました。
その企業に決めた決めたポイント
安心して長く勤められる経営基盤があること、自分がやりたかった仕事をやらせえもらえることが大きなポイントでした。
転職活動で苦労したポイント
職務経歴書の書き方でした。職務経歴書の書き方で、書類選考の突破率がまったく違いました。最初はざっくり、大きく書いていましたが書類選考すら通過できませんでした。そこで出来るだけ細かく掘り下げて書き直したら、それから80%位の確率で書類選考を通過しました。
ポイントとしては、企業の採用担当者に「この業務の経験があるんだ」といかに興味を持ってもらえるか、アピールポイントをいかに多くかけるかが大切で、それを分かりやすく見てもらえるように書くことに苦労しました。
転職して良かったこと
すごくアットホームな会社で、やりたいことをやらせてもらえます。これが欲しいと言えば、購入してもらえますし、出張に行きたいと言えば、行かせてもらえますし、これがやりたいと言えば、自由にやらせてもらえます。とても意見が言いやすく、風通しが良い雰囲気がとても働きやすいです。
これから転職活動を行う方へのアドバイス
職務経歴書でいかにアピールできるか、目に留まるような書き方ができるかが、書類選考では重要です。
また、面接でも、受ける会社によって、話す内容も変わります。基本的なことですが、面接に行く会社を研究して、どんな人材を求めているのかを理解し、そのニーズに応えられる回答を準備することも大切です。ホームページの情報だけで、それを汲み取るのは難しいかもしれませんが、面接に行く前に下調べをして、その企業に合わせて臨機応変に対応することをお勧めします。
■まとめ
20代の転職は、今後の人生に大きくかかわってくる選択です。しかし、まだ周りで転職をした人も少なく、情報収集が難しい環境にあるかもしれません。また、仕事をしながら、求人の厳選、書類作成、企業研究、面接対策、退職交渉、、、、など仕事と転職活動の両立は大変ですよね。「時間がない」「書類を添削してほしい」「さらに転職成功確率をあげたい」と言う方は、転職エージェントの無料サービスを利用するのも一つの方法です。是非、希望に合った転職を実現できるように頑張りましょう!
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