転職成功者が成功率を高めるために、実践していた5つのコツ<転職体験談>

転職をするからには絶対に成功させたいですよね。「何社も応募しているのに受からない」「内定をもらった先が実はブラック企業だった」…こんなことにならないために、転職成功者が実践している5つのコツをご紹介します!良い転職をして、新しい環境で仕事をスタートさせましょう!

タイズは2005年創業のメーカー専門の転職エージェントです。メーカーに対する深い知見と企業様とのパイプには自信があります。パナソニック・村田製作所・ダイキンなど多くの企業への転職実績があります。

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―目次―

■そもそも転職成功の基準って?転職を成功させるために行うべき大前提

■転職を後悔している人の声

■転職成功者が実践しているコツ ①『転職活動は退職せずに行う』

■転職成功者が実践しているコツ ②『本当に行きたい企業にのみ応募する』

■転職成功者が実践しているコツ ③転職を後悔しないために!『企業研究をする』

■転職成功者が実践しているコツ ④転職を失敗しないために!『面接対策はしっかり行う』

■転職成功者が実践しているコツ ⑤『スケジュール管理がしっかりしている』

■転職中、失敗したこと

■転職成功体験談まとめ


 

そもそも転職成功の基準って?転職を成功させるために行うべき大前提

「転職を成功させたい」っていうけれど、実際何をもって転職が成功したといえるのでしょうか?大切なのは「転職して何を実現したいのか」という転職したい理由、転職の目的を整理し、転職成功の判断軸を明確にすること。その軸をぶらすことなく転職活動を行いましょう!

  • 給料が不満年収アップ

まずは、希望年収をはっきりとさせましょう。そして、その年収を実現できる求人を探しましょう。転職エージェントを利用する場合は、コンサルタントにしっかりと希望額を伝え、自分のスキルや経験の希望額の市場価値に見合っているかどうかを相談してください。ただし、待遇は年収だけではありません。住宅手当や家族手当が充実している会社もあるので、見た目の年収は変わらないけれど、実質の手取り額が増えるケースもあるので、福利厚生などもしっかりと調査しましょう。

  • 職場の人間関係が不満職場の雰囲気・社風が自分に合った企業に入社

今の職場の何が不満かを分析した上で、どんな仕事の進め方、考え方、社風を持つ会社なら、納得できるかをきちんと考えましょう。ホームページや新聞、雑誌に掲載されている経営理念や歴史、社長や社員インタビューなどを読んで、自分が求めている環境があるかなどの情報をしっかりと収集しましょう。

  • 仕事内容が不満やりたい職種に合格

「なぜ、その仕事がしたいか」に加えて、「その仕事で自分の力を発揮できる」理由を面接官にしっかりと伝えられるようにしましょう。転職する場合は、これまでに培ったスキルや経験を活かせる求人募集に応募する方が圧倒的に有利です。「配置転換でその仕事ができなくなった」という場合には明確に伝えやすいと思います。ただ、未経験の職種にチャレンジする場合は、すでにそのスキル経験を持つ応募者の方が有利になるので、求められる資格、知識を身に付けて、面接でその熱意を伝えられるようにしておきましょう。

  • 残業が多い、休日が少ないことへの不満ライフワークバランスがとれる職場に転職

休日がしっかり取れる、残業が少ない、転勤がないなどワークライフバランスを最優先に考えての転職活動なら、残業代などの手当分の年収ダウンを前提に活動しましょう。もちろん、休日が少ないなど、労働環境が悪い上に、残業代も出ずに年収も低いなら、待遇の改善は可能です。

  • その他社内環境への不満(保守的な社風、年功序列等)裁量をもって成長しながら働ける企業へ転職

責任のある仕事を若いうちから経験して、スキルアップをしたい!面接でも共感を得やすい転職理由です。面接で聞かれるのは「なぜ、当社では、スキルアップができると考えるのか」「入社したら、どんな貢献ができるのか」といった質問です。明確にロジカルに答えられるように回答を言語化しておきましょう。管理職の平均年齢や組織のフラットさなど、個人の裁量権の大きさを示す情報をしっかりと確認しておきましょう。

転職活動を成功させるためには、自分はなぜ転職するのか、どんな環境でどんな仕事がしたいのか。3年後、10年後にはどんなキャリアを築いていたいのか、自分のことをしっかり深堀して、自己分析を行い、自分にとっての転職成功とは何かを、明確にしておくことが大切です!

 

転職を後悔している人の声

A.Tさん(男性/30代前半/技術系)
「残業が思ったより多かった」

K.Tさん(女性/20代/事務/管理系)

「離職していたので収入がなく、焦りから、とりあえず内定をもらった企業になんとなく入社。面接官の雰囲気も悪くなく、別にいいかと思い入社したが、社風や仕事が思っていたのと違う」

S.Iさん(女性/20代/営業系)

「年収は上がっていくと聞いていたが、周りの先輩を見ているとそんな気配はない」

K.Sさん(男性/30代後半/技術系)
「仕事がきつく、前職に戻りたい。実は離職率が高い職場だった」

N.Nさん(男性/20代/技術系)
「年功序列で給与があがっていくような社風の企業で、臨んでいたチャレンジ環境と違う」

D.Cさん(男性/30代前半/その他)
「土日出勤があった、有給がとれないような職場」

G.Tさん(女性/30代後半/技術系)
「中途採用者に対するサポート体制、研修などがなく、放置されている」

T.Fさん(男性/30代前半/営業系)
「中途採用者が馴染みにくい」

 

転職成功者が実践しているコツ ①『転職活動は退職せずに行う』

「会社を早く辞めて転職活動に専念したい」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、退職後の転職活動は「収入がない中での転職活動になる」「離職期間が長いと転職活動で不利」になり、焦って最初に決めた「転職成功の判断軸」がぶれて、とにかく内定をもらえた会社に決めるケースがあります。転職活動が長期間かかってしまうケースもありますし、選考でも「離職中」よりも「在職中」の方が有利です。とにかく在職しながら転職活動を行う方が、転職の成功確率は高くなります。どうしても退職してから転職活動がしたい!と言う方は、まずは有給消化や特別休暇等、社内の休暇制度をすべて消化してからでも遅くはないと思います。

 

転職成功者が実践しているコツ ②『本当に行きたい企業にのみ応募する』

在職中の転職活動は日々の業務が忙しく、面接日程の調整も大変です。ただでさえ、時間がない中での転職。本当に志望度の高い企業に絞って応募していかないと、書類応募や面接のスケジュールに追われて、本当に行きたい企業に力を入れられません。履歴書や職務経歴書の作成だけでも結構時間はかかるものです。志望度の高い企業の企業研究や面接対策をしっかりできるように、厳選した求人に応募することが大事です。

転職のチャンスは何度もあります。とにかく転職をしたいからという理由で、志望度の低い会社から内定をもらって、妥協して入社すると「転職しなきゃ良かった」と後悔するケースが多いのです。自分で決めた転職成功の判断軸にマッチした求人だけに応募し、もしもダメだったら転職活動を一旦中断して、何が足りなかったかを自己分析し、日々の業務の中で必要なスキルを磨き直してから、再度転職活動を再開するという決断も時には必要です。

 

転職成功者が実践しているコツ ③転職を後悔しないために!『企業研究をする』

新卒の就職活動と違い、転職活動は学生時代ほど時間がないために企業研究がおろそかになりがちです。事前にしっかりと情報収集をしなかった結果、「残業が思っていたより多い」「思っていたより給料が上がらない」等、入社前と入社後のギャップに苦しむことになり、せっかく内定をもらって新しい職場に行っても、また転職を繰り返す羽目になりかねません。求人の条件や企業の事業内容だけではなく、社風や企業文化、中途採用者のキャリアアップや、労働環境など、気なるポイントはすべて洗い出して、情報収集を行うようにしましょう!

 

転職成功者が実践しているコツ ④転職を失敗しないために!『面接対策はしっかり行う』


自己紹介、転職理由、志望動機がしっかり言えるか、話している内容に一貫性はあるか、面接官から納得感や共感性を得られるか、話し方の印象は大丈夫かなど、第三者の目線で自分を客観視することが重要です。想定される質問に対する答えを、ざっくりと文章化してから、実際に声に出して話してみて、うまく話せるようになるまで練習しましょう。事前準備をしっかり行うことが、あなたに自信と落ち着きを与えてくれますよ!

 

転職成功者が実践しているコツ ⑤『スケジュール管理がしっかりしている』

転職活動では、スケジュール管理が大切です。スケジュールを考えずに活動すると・・・

「繁忙期に重なり、有給休暇が取れず、志望していた企業の面接が先延ばしになってしまい、結果、他の求職者が内定になり求人枠が埋まった」

「志望していた企業から内定をもらったのに、退職の申し出が遅れて、引き継ぎ期間が短くなりすぎて退職交渉が長引き、入社日に間に合わず、内定辞退となった・・・」

といったことが起こります。

業務量の比較的少ない時期を頭に入れて、いつから情報収集を始めるのか、応募や選考の時期はいつがベストなのかを考えて、退職申し出の時期、引き継ぎ期間、入社日までに至るスケジュールを活動前にイメージしておくことが大事です。

転職中、失敗したこと

  • 「1回目の転職はすんなり決まったので、2回目の転職では活動に専念しようと退職して活動をしたら、焦りと不安が想像以上に大きくなった」

↑転職活動は退職せずに行いましょう!

  • 「いろんな企業に応募しすぎて、書類作成の締め切りと面接日程が重なり、準備ができず雑になってしまった。結果ほとんど落ちた。」

↑本当に行きたい企業のみに応募しましょう!

  • 「給与に惹かれて、他の面を見ずに転職。実は退職金がなく、見込み残業代込みの年収表示だった。」

↑企業研究をしっかりしましょう!

  • 「志望動機を聞かれて、答えたら『それは別に当社でなくてもできるよね』と言われて、しどろもどろになり、一次面接を通過できなかった」

↑面接対策はしっかりと行いましょう!

  • 「志望度の高い企業だったのに、応募書類の締め切りを失念していた。」

↑スケジュール管理をしっかりしましょう!

 

■転職成功体験談まとめ

H.Tさん(男性/30代前半/技術系)
転職先 電子部品メーカーの生産システム設計
前職 機器メーカーのシステムエンジニア

転職を考えたきっかけ

仕事の面では、幅広い経験・スキルを積むことができた前職企業に満足していました。しかし、会社の将来性に大きな不安を感じ始めたことから転職を考えました。

転職活動の流れ

転職活動開始

一足早く転職した先輩に「どんなふうに転職活動したのか」と、まず相談しました。そこで、先輩から転職エージェントの無料サービスを教えてもらい登録。担当キャリアコンサルタントと電話で相談し、候補をあげていただいた求人の中から3社応募しましたが、現職の会社は「他にもこんな求人が新しく出てきました」と追加で挙げてくださったうちの1社でした。

面接

主に転職理由と、今までどんな仕事をしてきたかという職務内容などを聞かれました。「転勤や出張が多くても問題はないですか」といったことも聞かれました。二次面接では職務内容に関する話はほとんどなく、「社風に合っているかどうか」を確認するための質問が多かったです。その後、内定をいただきました。

その企業に決めた決めたポイント

「前職より格上の会社に挑戦してみたい」「ちゃんとした大手はどんな雰囲気なのか見てみたい」という思いが、最終的に決め手となりました。現職の会社には以前から知り合いが勤めており、職場の話をたまに聞くにつけ「いい会社だなあ」と思っていたことも大きかったです。

転職活動で苦労したポイント

苦労という以前に、「転職活動のやり方がまったくわからない」状態でした。会社の探し方も、職務経歴書の書き方も、どうすればいいのか全然わからなかったですね。

さらに、時間的な問題もありました。会社勤めと転職活動の両立は、「仕事」を2つ掛け持ちするようなものだと思います。私の場合も転職活動中に海外出張が入ったり、残業続きになったりで、精神的に厳しい時期がありました。

1人でしっかり転職活動して、成功している人も多いとは思いますが、私は自分1人ではたぶん転職できなかったです。前職の会社で、今も働いていたんじゃないでしょうか。

転職して良かったこと

現職の会社に入社して半年になります。転職して良かったのは「将来への差し迫った不安がない」こと。これが一番大きいです。仕事以前の問題ではありますが、やはり安心して働ける会社だと、仕事にも落ち着いて取り組めますね。

これから転職活動を行う方へのアドバイス

私自身の転職活動を振り返って、もっと自分から積極的に、応募先の会社を研究すればよかったなと思います。100とはいかなくとも、そのうち10でも20でも自分で知る努力をすればよかったと。

結果的に満足の行く転職ができましたが、最初のころは何社か選考に落ちてしまいました。理由を後で考えてみると、やはり「研究不足による志望動機の弱さ」が挙げられます。どんなにキレイな志望動機でも、そこに”想い”が見えなければ、相手には響かないものです。

その会社のことを自分なりに知った上で、「ここで働きたい」という想いを持ってこそ、志望動機にもオリジナルの気持ちが込められるのではないでしょうか。

 

M.Fさん(男性/20代/事務/管理系)
転職先 電機メーカーの経理
前職 電機メーカーの営業企画→営業

転職を考えたきっかけ

営業よりも管理・事務系の仕事がしたいと思い、転職を考え始めました。

転職活動の流れ

転職活動開始

もともと、大手転職サイトに登録してスカウトメールや求人を眺めたりはしていましたが、もっと本格的に活動しよと思い、転職エージェントサービスに無料登録しました。担当のコンサルタントの方に希望をお伝えして、求人の候補を10件程いただき、その中から3社応募しました。

面接

志望動機や、前職で何をしていたかなどや学生時代のバイトの話、サッカー観戦が好きで妻と良く観に行くことなど、結構ざっくばらんなお話をしました。二次面接では、入社して何がしたいか、などを聞かれました。自分の話したいことは、全部お伝えできたと思います。自分としては「これでダメだったら、仕方がない」と思っていました。その後、内定をいただきました。

その企業に決めた決めたポイント

仕事の内容が前職時代の経験を活かせそうだと思いました。また、経理の仕事に興味があり、自分に適性もあるだろうとも思っていました。また、大手系列の企業に興味があり、前職の営業で扱っていた商材などが、現職にも少しかぶっているところもあって、これも経験が活かせそうだなと思いました。

また、前職では社内の中で、売る部署、作る部署、ケアする部署それぞれが独立していて動きにくい部分もありました。しかし、現職では製造・販売・ケアが一気通貫で事業展開をしており、そういった組織の中での仕事を経験できることも良いことだと考えました。

転職活動で苦労したポイント

面接に行くために、前職の仕事のスケジュールを調整することには苦労しました。退職を決めてから、活動すれば楽だとは思いますが、家庭を持っていることもあって、万が一転職が決まらなければ、前職に残ることになるので、あまり波風を立てる行動を起こすわけにもいきませんでした。営業ということもあって、有給も取りにくかったので、そこは正直厳しかったです。

転職して良かったこと

転職して良かったと思います。社風や雰囲気、漠然としていますが、良い意味で違うと感じています。ギスギス感がなく、時間の進み方も、差し迫った感じがありません。これは仕事のレベルの話ではなく、常にじっくり、地に足をつけて仕事ができる環境があると思います。また、常にせわしくせざるを得なかった状況はなく、一つひとつの課題を解決していくための時間もしっかりと与えてもらっています。また、業績も良いので経費に対する必要以上の締め付けもなく、社内で会社に対する不満が溜まっているという雰囲気もありません。

これから転職活動を行う方へのアドバイス

転職活動を終えて思うのは、自分がどれだけ客観的に考えていると思っていても、実はすごく狭い中でしか考えていなくて、外の世界に出てみないと分からない風景があるなと感じます。いつのまにか会社の中の枠でしか物事を考えられなくなっているのです。実際、会社を出てみると今まで悩んでいたことは何だったんだろうと思うことがあるので、一旦自分の持っている常識を外して考えれば、転職活動は良い方向に転ぶことが多いと思うのです。もちろん、転職を始めるには慎重になるとは思いますが、チャンスになることも多い。私も前職に留まることも考えながら、転職活動を行って、スケジュール調整が大変だったと話しましたが、結局、トラブルになることもなくすんなりと転職が決まりました。だから、あまり考え過ぎずに転職活動を始めてみるのは良いことじゃないかと思います。

 

■まとめ

忙しい社会人にとって転職活動は、いかに丁寧に、そしてスピーディーに活動できるかが大切です。求人の厳選、書類作成、企業研究、面接対策、退職交渉・・・忙しくても転職を成功させるために、やらなきゃいけないことがたくさんありますが、それらをできるだけ丁寧に効率的に準備・実行するだけ、転職の成功確率は上がります。

「そんな時間ない」「できるか不安」「やり方がわからない」「さらに転職成功確率をあげたい」という方は、転職エージェントの無料サービスを利用するのも一つの方法です。ぜひ、希望に合った転職を実現できるように頑張りましょう!

 

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