株式会社ダイフクATec事業の空港ビジネスや中途採用についてインタビュー!!

株式会社ダイフクATec事業の空港ビジネスや技術の強み、中途採用についてインタビューさせていただきました。

空港向けシステム事業（ATec事業）に2007年から参入

＜株式会社ダイフク ATec事業部 開発部 部長 辻本様＞
1983年に新卒採用で入社。入社時からFA&DA事業部に所属し、開発に従事。現在はATec事業部の開発責任者として空港ビジネスの展開に注力する。

ATec事業とは？

2007年にダイフクグループの一員となった企業が、空港ビジネスを手掛けていたことをきっかけに、立ち上げた事業です。現在は北米、欧州、アジア・オセアニアのグループ会社と協業しながら、世界中に空港向けソリューションを提供しています。

事業展開について

海外を中心に事業を展開してきたATec事業ですが、国内での事業展開はいかがでしょうか？

国内事業はこれから急加速で進化すると考えています。昔に比べて、私たちは飛行機に簡単に乗れるようになり、世界を見ても、飛行機の移動が増え、地球が小さく感じられるようになっていますよね。今後、日本はラグビーワールドカップやオリンピック、そして大阪万博で海外からの空港利用客も増えるでしょうし、それに伴い日本の空港も進化・リニューアルする動きがあります。

 次世代の空港づくりへ。世界の空港が『スマートエアポート化』
また現在、世界各国の空港では、デジタルシステムやセキュリティシステムの導入により、「スマートエアポート化」が進んでいます。スマートエアポート化とは空港の利便性を高めることです。例えば、自動チェックインや顔認証システム、手荷物の到着時間がスマホで確認できるシステムなどを導入することで、空港での待ち時間を減らすことができ、空港内の時間を有効に使うことができるようになります。日本の空港においても、利便性の向上とともにセキュリティが強化された次世代の空港づくりへの投資が活発になっています。

『今こそ、ビジネス拡大のチャンス』
日本の空港を世界の中でも最先端の空港にするため、各航空会社・空港会社が動きだした今こそダイフクの空港ビジネスをさらに拡大するチャンスがあると思っています。国内で空港ビジネスを展開する他社と競合する中で、ダイフクは唯一、海外を中心に事業を展開し、最先端の技術を取り入れてきた強みを持っています。

ATec事業の海外展開について教えてください。

国際航空運送協会によると「世界の航空旅客数は2017年に40億人を突破し、2036年には、年間延べ78億人に上る」と言われています。その需要に対応すべく、空港の拡大整備や新たな空港の建設が急がれているのが現状です。ダイフクも海外子会社と連携して、シェアを拡大していこうと取り組んでいます。

ATec事業の強み、お仕事のやりがい

今後さらなるシェア拡大を目指していく中で、御社の強みは何でしょうか？

ダイフクグループとして、製品・地域両面でのシナジー効果を活かしたソリューションを提供できるところです。海外子会社とお互いの強みを発揮しながらプロジェクトを進める一方で、開発拠点を日本に置き、海外子会社との技術交流も行っています。また国内の他事業部とも協力体制を取りながら、グループの総力を結集して世界を舞台に仕事ができるのもダイフクの強みです。

お仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか？

開発したシステムを立ち上げたときや、システムが完成したときには大きなやりがいを感じます。また、さまざまな国籍・バックグラウンドを持つ海外のメンバーたちと一つのゴールに向けてプロジェクトを進められることも魅力に感じます。大変なこともありますが、楽しくコミュニケーションを取りながら仕事をしています。

中途採用について

今回、ATec事業部で中途採用を募集される背景をお伺いしたいです。

国内市場が大きくなり、次世代の空港を作っていくためには、最新のシステムを開発するメンバーが必要です。最先端のシステム作りに興味があり、楽しみながらチャレンジできる気概のある人にぜひ来ていただきたいですね。また、海外メンバーと一丸となりプロジェクト成功を目指したい技術者の方も歓迎いたします。

中途採用で求める人物像についてお伺いしたいです

グローバルな視点で次世代の空港づくりに参画したい人を求めています。広く深く技術を追求でき、最先端技術を組み込んだシステムづくりに興味がある一方で、海外メンバーとのコミュニケーションも必須ですので、海外志向で語学力のある方のご応募をお待ちしております。
本日は貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。