メーカー職種解説
[ セールスエンジニア ]
【平均年収】セールスエンジニアで高収入を目指す方法を解説
エンジニアとしての年収の伸びに不安を覚え、転職を考えている人もいるでしょう。エンジニアなら、技術的な知識を活かしてセールスエンジニアに転じる選択肢もあります。 セールスエンジニアとは、営業に同行し、技術面でのサポートをするエンジニアのことです。エンジニアからセールスエンジニアに転職した場合どのくらいの年収が見込めるのか、この記事では、年収の目安や、年収を上げるために押さえておきたいポイントについて紹介します。
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セールスエンジニアの年収相場
すでにエンジニアとしての経験を積んでいる人で、セールスエンジニアへの転職を考えている場合、転職によって年収がどのくらいになるかは、大きな関心ごとのひとつではないでしょうか。
セールスエンジニアの場合、20代、30代、40代以上で年代別に見たときの年収相場は以下の表のとおりです。
年代 | 年収 |
20代 | 380万円~600万円 |
30代 | 550万円~700万円 |
40代以上 | 600万円~850万円 |
※タイズ経由の決定者・理論年収データ
セールスエンジニアは経験を求められるため、平均年齢が少し高めであることも平均年収が高い傾向にある理由の一つです。
年収アップを目的に、エンジニアからセールスエンジニアを目指すのは、選択肢のひとつでしょう。
なお、上のセールスエンジニアの年収相場の表からもわかるとおり、同じ年代でも年収に開きがあることがわかります。これは、同じセールスエンジニアであっても、必要とされる専門性の高さ、扱う製品などで給与が変動するためです。
転職する会社によって変動することはもちろん、セールスエンジニアの場合、転職する本人のスキルや実績次第で、さらに年収を伸ばすこともできます。
高収入を得るために必要なスキル
セールスエンジニアは、製品について技術的な説明をしたり、顧客の意見をヒアリングしたうえで提案を行ったりと、営業だけではカバーできない部分を担う職種です。
実務では、コミュニケーションスキルや専門的な知識が求められます。
コミュニケーションスキル
セールスエンジニアで最も重視されるのは、コミュニケーションスキルです。
クライアント側が毎回高い専門知識を有しているとは限らないため、相手に合わせてわかりやすく説明できる能力、クライアントの要望を聞いて適切に売り込めるプレゼンテーション力が求められます。
さらに、開発担当や営業担当との折衝も必要ですので、自社の各部署とのやり取りを円滑にする調整力も重要です。
専門性の高い知識
専門的な知識も必要です。セールスエンジニアの役割は、単に自社商品を提案したり、製品の使い方を説明したりするだけではありません。
製品を導入することによって業務面のなにが変わるのか、どのくらいのコスト削減になるのか、クライアントから説明を求められることもあります。クライアントから技術的な質問があったとき、正確に答えられるように、自社の商品やサービスについての深い知識が必要です。
また、クライアントとのやり取りの中では、他社製品との比較や、現在使用している製品との比較を求められることもあります。
クライアント側の担当者と対等にやり取りできるようにするためにも、自社製品の深い知識はもちろん、自社以外の同じ業界の製品についての知識もプラスで身につけておくのが望ましいでしょう。
さらに、技術は日々進歩しているため、新しい知識を身につけようとする向上心も、セールスエンジニアにとっては必要です。
たとえば、近年では、IoTやDXなどが注目されるようになりました。トレンドに合わせ、自社の製品と接点が少しでもあれば、自社の技術の延長として、新しい分野の知識にも挑戦することが、セールスエンジニアとしての評価を伸ばすコツです。
キャリアアップには実務経験が重要
セールスエンジニアの仕事に資格は必須ではありませんし、資格があるからといって年収アップにつながるわけではありません。セールスエンジニアにとっての資格は、知識の証明としてあればよい程度ととらえておきましょう。
セールスエンジニアの仕事で何よりも重要なのは、実務経験や実績です。ここでの実績とは、関わった製品の売上を去年よりも伸ばした実績、市場でマーケットを開拓した実績などをいいます。
セールスエンジニアとして年収を上げたい場合は、製品の売上アップのために、コミュニケーションスキルや自社製品に関する知識を深め、柔軟性を身につけることが何よりも重要です。
なお、セールスエンジニアにとって資格は年収アップにはあまり役立たないと説明しましたが、営業や技術関連の知識を身につける手段として役立つこともあります。たとえば、情報処理技術者試験や営業力を測るセールススキル検定などです。
年収には直結しないものの、基礎を身につけ、クライアントとのやり取りに役立てるために、プラスアルファとして資格を取得するのはよいでしょう。
資格について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「基本情報技術者試験(FE)」(独立行政法人 情報処理推進機構)
「応用情報処理技術者試験(AP)」(独立行政法人 情報処理推進機構)
「セールススキル検定」(特定非営利活動法人 セールスキャリア開発機構)
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まとめ
セールスエンジニアは、機械設計などのほかのエンジニアと比較すると、企業によって高い年収を得られることもあります。ただし、セールスエンジニアとして転職するには、コミュニケーションスキルや専門的な知識、実務経験などが必要です。
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