【（株）ダイキンアプライドシステムズ】　設計エンジニアの方に働き方や社風についてインタビュー

これまでのご経歴をお聞かせください。

学生時代は有機化学を専攻しており、新卒で機械メーカーに入社して、冷凍機のユニット開発を担当しました。開発から制御開発、試運転を担当し、主にプログラムの開発を行っていました。開発から約1年間で機械をお客様に納めて、現場で約1年間試運転に携わり、2年半勤務した後にダイキンアプライドシステムズ（以下、DAPS）に転職しました。

DAPSに入社した動機についてお聞かせください。

転職しようと考えてタイズに登録しました。前職で経験した制御開発の仕事が面白かったので、制御開発職での転職を希望しました。DAPSで書類選考を通過し面接に進んだ時に、ホームページで業務内容を確認すると冷凍冷蔵設備だけでなく、一般空調をはじめ幅広い分野の設備を手掛けており、学生時代に研究していた化学のプラントにも携わる機会もあることに魅力を感じてDAPSに入社することに決めました。

DAPSに入社して良かったと思うことをお聞かせください。

良かったと思うことしかないですね。仕事の進め方から福利厚生、働き方まですべてに満足しています。DAPSに入社して、きちんとした企業とはこういうものだったんだと実感しました。

一般的に設計時には「設計基準」があるのが当たり前ですが、前職ではそれがなかったです。基準を自分で考えることから設計がスタートしました。

もちろん、DAPSにはきちんと設計基準があって、こういう手順で進めないといけないというルールが決められています。

また、積算するという考え方にも納得しました。会社として、まずは原価を計算してから、そこに利益を加えて受注するというビジネスの基本がしっかりとしています。そこが前職とは全然違いました。

また、残業時間も前職と比べて1/5ほどになりました。上司の方も人当たりが良くて、心に余裕があり、私にも気軽に声をかけてくれます。分からないことをお聞きしても丁寧に教えてくれるので、とても助かっています。

どういった業務を担当されていますか

大阪第一設計グループに所属し、前職の経験を活かして、CO2の冷媒プロジェクトに参加しています。あとは一般の案件で、例えばビール工場の空調や倉庫などの空調の設計を担当しています。まだ、一人ではすべてできないので先輩の指導を受けながら、複数の案件を同時に進めています。冷媒プロジェクトは大型の特殊案件ですが、DAPSでは今まで誰もやったことのない設備のため、前職で開発経験があった私もプロジェクトに参加させてもらえることになり、大きなやりがいを感じています。

今までやりがいのあった仕事や成果についてお聞かせください。

大手ハウスメーカーの物流と流通倉庫の設計です。積算見積りが数十億円という規模の大きさと冷凍庫の数の多さに驚きました。また、大手酒類メーカーの工場に伺って、普通では入れないバックヤードに入れてもらった時は、私自身お酒が好きだということもあって、テンションが上がって転職して本当に良かったと思いました。

一日のスケジュールについて教えてください。

8：45が定時ですが、私は8：00過ぎに出社して、午前中は頭を使って集中力が必要な設計業務を中心に仕事をしています。午後からは打ち合わせや会議を行い、それが終わるとその打ち合わせや会議の結果を受けて、設計の修正などを行います。大体18：30頃に退社することが多いです。

職場の雰囲気について教えてください。

職場には個性に溢れた人が多くて、みんな楽しそうに仕事をしています。グループは12名で20代の若手から50歳代のベテランの方まで年齢層もバランスよく揃っています。

グループ長が話しやすい雰囲気を作ってくれて、私にも積極的にコミュニケーションを取ってくれます。そんなグループ長の気遣いや心配りがあるから、職場はとても良い雰囲気だと思います。

仕事や技術に対しては、「こだわり」を持っている人が多いですね。前職では制御系や電気系は私よりもできる人がいませんでしたが、DAPSでは自分よりも幅広い知見や技術を持っている方が数多くいます。プラントの設計はいろんな視点や知識が必要なので、先輩方から新しい知識や技術を吸収できることもやりがいにつながっています。

有給休暇は取得できましたか。

入社してすぐに11日の有給休暇を付与されたことに驚きました。すでに3日程取得しましたが、休暇の申請も「この日は休みを取ります」と報告すれば、すぐに了解が出るので、ものすごく取得しやすい雰囲気です。

夏季休暇の5日間に加えて、それ以外でも5連休を取って欲しいと言われているので、3月末に土日を含めて1週間の休暇を取って学生時代の友人と演奏会をする予定です。

出張の頻度や期間、手当について教えてください。

まだ試運転に携わっていないので長期の出張はありません。先輩は試運転がある時は2~3日の出張をしています。参加しているプロジェクトの設備は関東圏に納品しますが、それも1年以上先の話ですし、全国各地に設計やサービスがいて、基本的には関西圏の案件を担当するので、遠方への出張の機会は少ないと思います。

新卒採用とキャリア採用の教育について教えてください。

私が所属するグループでは約8割が新卒入社で約2割が中途採用です。新卒は3ヵ月の座学の後、設計・工事・サービスの3部署を各3ヵ月ローテーションします。

中途採用者にはダイキン本体から技術者の講師を招いて、空調負荷計算の勉強や第一種冷凍機械責任者の講習などを開催し、それぞれが希望する講座を受講しています。

資格取得に関しては会社からの援助があり、私はDAPSに入社してからは冷凍空調技士の外部講習を受けて資格を取得しました。

仕事に必要な必須の資格があり、私のグループでは第一種管工事施工管理技士の資格です。その他、会社が推奨している資格は、電気主任技術者、電気工事士、食品冷凍技士、エネルギー管理士、消防設備士をはじめ消防法関連の資格などがあり、できれば推奨資格のすべてを取得したいと考えています。そして、最終的には技術士の資格を取りたいですね。

オフィスの中までご紹介いただきました

DAPSの設計職の魅力について教えてください。

自分が設計した設備がお客様の工場などに設置されて、実際に動き出して製品を冷凍するのを見ることが楽しみですし、それが一番のやりがいです。

また、クリーンルームや恒温恒湿度設備、環境試験装置など、幅広い設備を手掛けており、それぞれ設計も違うので、同じ分野の仕事ばかりをするのではなく、次々と新しい設備に携われるのもDAPSの設計職の魅力だと思います。

意欲的に仕事に取り組めば、取り組むほど、「どんどんやってみよう」と言われる環境もDAPSの大きな魅力だと思います。

新しい人が入社するとしたら、どんな人と働きたいですか

設計エンジニアは一人で職人みたいに仕事をしているというイメージがあるかもしれませんが、設備を納めるとなれば建築や電気チームと打ち合わせをして、工事のスケジュールを調整するなど、各部署とコミュニケーションを取ることがとても大切になります。だから、人と話すのが好きな人と仕事ができたら楽しいかなと思います。

これからの目標についてお聞かせください。

お客様にとって、一番品質の良い設備を納められるエンジニアになりたいです。そして、個人的な夢としては、例えば北海道のワイナリーで、一から私が設計し納めた設備で作られたワインを飲んでみたいです。

オフィスでの業務風景を撮影させていただきました

将来入社する後輩へのメッセージをお願いします。

DAPSには自分がしたいことを実現できる環境が整っています。エンジニア業界でもっと活躍したいと考えている方と一緒に働きたいので、そんな思いを持っている方はぜひDAPSにお越しください。

Y・M様と弊社コンサルタント横山（左）

今回の取材を通じて、設計エンジニアの仕事と働く方々の魅力を知ることが出来ました。大変ながらも「キャリアの中で、様々な業界の、次々と新しい設備に携われる」ことが非常にやりがいにつながる仕事ということでした。また、ダイキンアプライドシステムズ社では、働きやすい環境整備に力を入れていて、そのうえで若くてもやる気があればチャレンジさせてもらえる社風があります。

一緒に働く方々は明るく人情味が溢れ、長く働き続けられる環境が整っています。転職希望者の皆様に、是非エントリーをご検討頂ければと思います。