【（株）ダイキンアプライドシステムズ】　サービスエンジニアの方に働き方や社風についてインタビュー

これまでのご経歴についてお聞かせください。

新卒で空調設備の工事会社に入社して、ビルや工場の空調や衛生配管、上下水道、クリーンルーム、ドライルームなどの施工管理を担当していました。2年半勤務しましたが、月に170～180時間の残業があり、休日出勤も多かったので、転職を考えるようになりました。

ダイキンアプライドシステムズ（以下、DAPS）に入社された経緯についてお聞かせください。

タイズに登録して紹介を受けました。社名も聞いたことがなかったのですが、コンサルタントの方から事業内容の説明を受けて、一度面接を受けてみませんかと提案されたことがきっかけで選考を受けて、話を聞くうちに、働き方等が改善できるのではないかと感じたため、転職することにしました。

DAPSに転職してよかったと思うことをお聞かせください。

お客様の役に立っていることを実感できることですね。

前職では、お客様に直接関わることはなく、建築会社や電気工事の人たちと話し合いながら、図面通りにつくることが仕事でした。一方DAPSの仕事はお客様と直接お話して、困っておられるお客様の目の前で修理や設備更新をします。

前職との違いを感じたことはありましたか。

DAPSは社内のやり取りが多いなと感じました。先輩の方々は社内のいろんな部署の人たちのことを知っていることに感心しました。前職では他の支店の人たちのことをほとんど知りませんでしたが、DAPSの人たちはよく知っており、人と人との横のつながりがとても広いなと思います。

どういった業務を担当されていますか。

まずお客様から修理や設備更新の依頼を受けたら、協力会社に連絡して点検や調査を依頼します。その結果をもとに、上司と相談したうえでお客様に修理方法や設備更新を提案します。内容についての承諾をいただいたら、更新する機械や修理する部品を手配して、協力会社に工事を依頼します。実際に自分で工事を行うことはほとんどなく、お客様とダイキン、協力会社の間に立って仲介役を担うのがメインの仕事です。

修理の工期は簡単なもので半日、1～2日かけて行うこともあります。新規設備の更新は平均3～4日位で、室内機・室外機の交換台数が多い案件や冷凍機を新しくして配管からやり直すような案件は、1ヵ月位かかる場合もあります。

今までで印象に残っている仕事についてお聞かせください。

入社して2～3ヵ月の時に担当した大学の空調設備の更新です。学生さんが夏休みの間に50～60台の室内機と８台の室外機を一気に交換する案件で１ヵ月位かかりました。その時は新人だったので、先輩について仕事を進めましたが、これまでで一番大変だった工事でした。

最近では大手化学メーカーのグループ会社で、四国の工場で使っている大きな冷凍機を滋賀工場に移設したいという案件です。１ヵ月という短納期で稼働させたいと要望もあって、急いで手配をして移設作業を進めました。最後に配管がつながって冷凍機が動き出した時に、お客様に「ありがとう」と言葉をかけていたいだいたことがとても嬉しかったです。

一日のスケジュールについて教えてください。

出社は現場がなければ定時の8：45で、主に協力会社や機械、部品の手配と事務処理を行い、退社はほぼ定時です。現場での仕事があればお客様の都合に合わせて、現場に向かいます。現場では協力会社に指示を出し、お客様からの問い合わせや相談にも対応しています。現場を終えて事務所に戻るのは17：00～18：00で、事務処理をしてから退社します。

現在の担当職場の雰囲気や上司について教えてください。

滋賀営業所には所長と先輩社員と私の3名の社員が在籍しており、外注の事務職2名と合わせて5名のメンバーがいます。年齢は私が一番若くて、上司や先輩にいろいろと教えてもらいながら仕事を進めています。困った時は一緒に同行してくれて、そばについて指導をしてくれるので心強いです。上司は新卒入社ですが、先輩は中途入社で、中途入社の方も数多くいるので、中途入社でもすぐに馴染めると思います。滋賀営業所はフランクな感じで、集中する時は静かに黙々と仕事をしていますが、休憩時間などはみんなでいろんな話をしています。

入社初年度はどれくらい有給休暇を取得できましたか。

会社が指定する有給休暇推奨日も多くて、初年度から有給休暇をしっかりと取得しました。年度初めの4月に取得の設定を行う1週間の連続休暇も10月頃に取得予定です。

担当現場では繁忙期はありますか。

DAPSの設備は冷やすのがメインなので、夏が繁忙期のシーズンで7～8月がピークになります。この時期は毎日メンテナンスの依頼の連絡が何十件も入ってきて、あわただしく過ごしています。

入社後、長期出張を経験されましたか。

入社してから出張らしい出張はしていません。ほとんどが日帰りです。

今、所長が福井の現場に行っていますが、遠方なので泊りで出かけています。長くても2～3日の出張が、たまにあるようです。手当としては1日4時間以上現場にいると手当がつきます。距離が遠くなれば手当の金額が上がります。

休日出勤の頻度、代休の取得状況について教えてください。

土日祝など生産が止まる時に工事をして欲しいとお客様から要望があった時は休日出勤を行います。多い時期で月に2～3日です。会社から代休を取るように指示されていますので、仕事の状況でやむを得ない場合以外は、ほぼ100％取得しています。

魅力的だと思う福利厚生について教えてください。

1Kのアパートを借りていますが、独身寮として会社が借り上げてくれるので、住居費が電気代以外の公共料金を含めて1万円ちょっとで済むのは本当に助かっています。

入社して受けられた教育についてお聞かせください。

ダイキングループについてなど会社や事業については、新卒研修に参加して説明を受けました。業務内容については、最初は上司や先輩と同行してもらいながら仕事を学んでいきます。滋賀営業所に来てから担当のお客様を持つようになりましたが、所長がいろんな現場に付き添ってくれて、丁寧に仕事を教えてもらえて、多くのことを毎日学んでいます。

資格取得についてのサポートはありますか。

資格取得の講習については上司に受けたいと希望すれば受けさせてもらえます。私の業務で最初に取得するのは第三種冷凍機械責任者で、今は資格取得に向けて勉強中です。冷凍機械責任者を取得後は、冷媒ガスなどを取り扱えるようになる資格を早く取得するようにと言われています。所長はたくさんの資格を持っているので、私も頑張りたいと思います。

様々な現場のメンテナンス経験を積んでいきます

DAPSのサービスエンジニアの仕事の魅力についてお聞かせください。

自分が手掛けた修理や設備更新によって目の前にいるお客様に喜んでもらえることが、DAPSのサービスの魅力だと思います。

お客様の依頼は実に様々で、似たような案件もありますが、何十年も経験のある所長が「これはどんな風にやればいいかな」と考え込むような案件もあって、ルーティンワークではなく自分で考えることが多いです。

いろんな人に相談しながらお客様のために修理をするのが好きな人、決まったことをこなすだけではなく、自分で考えて仕事をしたい人にはとても面白い仕事だと思います。

後輩が入社するとしたら、どのような人物と働きたいですか。

一つのやり方だけにこだわり過ぎず、「こうした方がいいんじゃないですか」といった柔軟な考えを出してくれて、私だけでは思いつかなかったような新しいやり方を思いつける。そんな後輩と一緒に仕事ができたら嬉しいと思います。

今後の目標についてお聞かせください。

この業界では人それぞれに得意な分野があり、逆にある分野は不得意で知識がないというケースも多いので、自分が経験してきた以外の物件や事案を避けることなく、積極的に取り組んで、みんなと一緒に考えながら仕事を進めていけるような幅の広いエンジニアになりたいです。

将来入社する後輩へメッセージをお願いします。

大変なことも多いですが、目の前で困っているお客様に対して、自分の仕事が助けになっているということをすごく実感できる仕事です。そんな仕事をしたい方にはとてもやりがいのある仕事なので、ぜひDAPSに入社していただいて、全力で頑張って欲しいと思います。

T・A様と弊社コンサルタント横山（右）

今回の取材を通じて、サービスエンジニアの仕事と働く方々の魅力を知ることが出来ました。大変ながらも「お客様から直接感謝の言葉をいただける」ことが味わえる非常にやりがいがある仕事ということでした。また、ダイキンアプライドシステムズ社では、働きやすい環境整備に力を入れていて、そのうえで若くてもやる気があればチャレンジさせてもらえる社風があります。

一緒に働く方々は明るく人情味が溢れ、長く働き続けられる環境が整っています。転職希望者の皆様に、是非エントリーをご検討頂ければと思います。