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【製造業 Uターン転職】成功させた人の体験談を紹介
こんにちは。メーカー専門の転職エージェント「タイズ」です。 地元に帰って再就職をする「Uターン転職」を考えている人もいるでしょう。ここでは、実際にタイズ経由でUターン転職を成功された方の体験談と、Uターン成功のコツを解説します。
この記事は約13分で読み終わります。
メーカー専門の転職エージェントタイズでは、「Uターン転職」のご相談に乗らせていただいています。今回はUターン転職を成功させた方の体験談と、面接対策ポイントをご紹介!
タイズは、無料の合格相談を実施しています。メーカー各職種への深い知見と、大手メーカーとのパイプには自信があります。HPでは掲載されていない「非公開求人」も多く保有しております。
あなたが今すぐ転職を考えていなくても問題ありません。少しでもメーカーへの転職に興味があれば、お気軽にご相談ください。
目次
1.「Uターン転職」とは
2.みんなのUターン転職理由
3.Uターン転職に失敗!後悔している人の声
4.面接で転職理由を聞かれた場合、「Uターン転職」と答えても大丈夫?
5.Uターン転職者がやってしまう志望動機のNG
6.応募先企業がUターン転職者に対して気になっているポイント
7.地元の企業に強い転職エージェントを活用するメリット
8.Uターン転職に成功した人の転職体験談
1.「Uターン転職」とは
Uターン転職とは、
≪番外編≫
■Iターン転職とは
都会で生まれ育ち、そのまま地元の都会で就職した後、地方に移住して転職することなどをいいます。
■Jターン転職とは
地方で生まれ育った人が都会で就職し、その後、生まれ育った地方とは異なる地方に移住して転職することなどをいいます。
2.みんなのUターン転職理由
求職者が関西にUターンをしたい理由を一部ご紹介します!
年代別のUターン転職については、以下記事を併せてご確認ください。
≪Uターン転職理由≫
『両親・義両親が高齢となり、できるだけ側にいてあげたい』/40代・男性
『介護問題』/30代後半・男性
『転勤が多く地元の関西で腰を据えて働きたい』/20代・男性
『妻の実家の近くで育児サポートを受けながら共稼ぎを実現したい』/20代・男性
『自然に囲まれた地方で働きたい』/30代・女性
『生活費が安い』/20代・女性
『子育て支援など、子育てがしやすい地域である』/30代前半・男性
以上、「実家の近くで働きたい」、「田舎で暮らしたい」等、それぞれの生活スタイルを求めてUターン転職をされる方が多いようですね。
3.Uターン転職に失敗!後悔している人の声
せっかくUターン転職に成功して、地方に移住したのに、「やっぱり都会に戻りたい!」「前職に戻りたい!」と後悔している人も・・・ここではUターン転職に失敗・後悔している人の声をご紹介させていただきます!
■やらなきゃよかった・・・Uターン転職に失敗!!後悔してる人の声
・「田舎ならではの密な人間関係にうんざりしている」
・「地域の付き合いや行事参加が求められて面倒くさい」
・「自然に囲まれた暮らしに憧れたけど、やっぱりショッピングや映画館など、娯楽施設が少なくてつまらない」
・「田舎でのんびり働けるイメージをしていたのに、都会で働いていた頃と何も変わらなかった。毎日残業で忙しく、後悔している。」
・「Uターン転職先の地域に求人が少なく、限られた職種の中から仕事を選ぶしかなかった。やっぱり、自分のやりたい仕事に就きたい。」
・「都会暮らしの時よりも生活費は下がったが、同時に年収も下がったので、あまり変わらない気がする。」
・「思っていたよりも交通機関が少なく、生活の利便性が下がった。もう少し便利な地域に再度移住したい。」
以上、Uターン転職のデメリットを一部ご紹介させていただきましたが、都心部と地方のギャップに苦しむ方が多いようです。
応募先の企業研究や、求人の情報だけではなく、ご自身の移住したい地域について、一度調べてみてください。実際に足を運んで見に行くこともオススメします。
4.面接で転職理由を聞かれた場合、「Uターン転職」と答えても大丈夫?
転職理由として、基本的にはUターンをお伝えしても大丈夫です。人間関係で辞めた、仕事の内容が嫌など、ネガティブな理由ではないため、企業側は安心される場合は多いです。ただ、一部の企業では、勤務地にこだわりが強いと思われるとNGになる場合もあります。
5.Uターン転職者がやってしまう志望動機のNG
→転職の理由が「Uターン」ではあるものの、
6.応募先の企業がUターン転職者に対して気になっているポイント
応募先の企業が気になるポイントとしては、
「介護で残業できないのでは?」 「海外駐在を承認してもらえるのか?」 「出張は大丈夫なのか?」など、Uターン転職の理由が、業務面で支障がないものかを気にされるケースが多いです。ご自身の事情に合わせて、誠実にお伝えすることをお勧めいたします。
7.地元の企業に強い転職エージェントを活用するメリット
Uターン転職で注意したいポイントとして、
・遠隔地の転職活動になるため、複数企業に応募する場合、面接の日程調整が大変。
・都会よりも求人数が少なく、地元企業の求人情報をこまめにチェックしなければならない。
などが挙げられます。
実際、Uターン転職は、遠隔地まで面接に行く必要があります。複数の企業に応募する場合は、
また、地元企業の求人情報をこまめにチェックしたりといった取り組みを継続する必要もあります。
→転職エージェントを利用することで、希望条件に合った求人紹介から企業との面接日程調整、書類添削や面接対策などをサポートしてもらえるので、効率的なUターン転職活動が可能になります。
Uターン転職に成功した人の転職体験談
体験談①J.Hさん(男性/20代/営業系)「結婚を考えていたこと、母が体調を崩したことがきっかけで地元へのUターン転職を希望しました」
体験談②S.Hさん(男性/40代以上/事務/管理系)「両親も高齢になり、そろそろ親孝行しないとだめだとUターンを考えたのがきっかけです」
体験談③K.Sさん(男性/20代/事務/管理系)「子供が2人いるので、子育てしやすい環境で働きたいと、実家がある関西での勤務を希望しました。」
転職先 | 電機メーカーの人事 |
---|---|
前職 | 採用支援サービスの営業 |
K.Hさん(男性/20代/営業系)
―――Uターン転職をお考えになったきっかけについて教えて下さい
前職の会社は、全国に転勤がある会社で、多くの社員が定年まで勤める社風の会社ではありませんでした。学生時代から付き合っている方との結婚もそろそろ良い頃合いかなと思ったことや母が体調を崩したこともあり、実家のある関西にUターンしたいと考えたのが転職のきっかけです。
―――転職活動はどのようにスタートさせましたか
前職の会社の元同僚から「関西のメーカーで採用人事にUターン転職するなら、タイズがいいよ」と勧められていたので、タイズのサイトから直接登録しました。また、最初からエージェントを使って転職活動することにしていたので、他にも2社のエージェントに登録しました。関西にUターンしたら、婚約者と同居することにしていたので、彼女の勤務地にできるだけ近い上場メーカーの求人を4-5社提案していただきました。その中の1社が現職の会社です。
―――面接でUターンに関する質問はされましたか?
面接官は、人事部長と採用チームのリーダーでした。職務経歴や志望動機などベーシックな質問に加えて、前職からかなりの年収ダウンになることや社風が違うこともあり「当社で長く勤めるイメージはできますか」と尋ねられました。それに対しては、結婚してダブルインカムになるので生活水準は変わらないことや、これから家族と共に暮らし、実家のこともあるので、1社で勤めあげたいとの考えをお伝えしました。
―――Uターン転職で苦労したこと
関西から遠くに住んでいて、関西へのUターン転職でしたので、面接日程のやりくりが大変でした。前職の仕事では担当社数も増えており、とても忙しい時期にも重なっていました。また、転職活動をスタートさせることにも悩みはありました。前職では居心地がよく、仲の良い人たちもいて、業績も上げていました。実家や結婚のことがなければ、多分転職しなかったと思います。それでも転職に踏み切ったのは、婚約者に「今の働き方を続けるなら、結婚しても一緒に住む意味が無いよね」と言われたことです。私は家庭を持ったら料理をしたり、将来子供ができたらイクメンになりたいと思っていました。前職で働き続ければ、そういう願いは叶えられない。自分のありたい姿を考えるとやはり転職して、生活を変えるしかないと考えて、転職を決断したのです。
―――Uターン転職は成功しましたか?
やりたいと思っていた仕事をやれています。私は採用業務が好きで、それを今までのように外部支援ではなく、自社のためにやることで違う筋肉を使うことでプラスの経験を積んでいると思います。また、社風や周りで働いている方々を含めて、今の職場はとても居心地が良くて、転職してギャップに苦しんでストレスが溜まるといったこともありません。
転職先 | 化学メーカーの環境対策 |
---|---|
前職 | 機械メーカーの人事総務 |
―――Uターン転職をお考えになったきっかけについて教えて下さい
大学からずっと東日本で仕事をしていました。関西の両親も高齢になり、
―――転職活動はどのようにスタートさせましたか
転職エージェントサイト何社か登録しましたが、その中で
―――面接でUターンに関する質問はされましたか?
一次面接は、私の職務経歴を見ながら、「良い会社に勤めているのに何故やめるのですか」など、深堀していくスタイルで質問を受け、Uターン転職をしようと思ったきっかけや、どんな仕事をしたいかなど受け答えをすすめました。その後、内定のご連絡をいただきました。
―――Uターン転職で苦労したこと
―――Uターン転職は成功しましたか?
今までどちらかと言うと、すぐに成果を求められる業界で仕事をしてきました。今の仕事において数年タームで変えていこうというスケールの大きさ、懐の深さにたじろぎつつも、自分の経験をどう活かしていくか、楽しみながらこれからやっていこうと思っています。
転職先 | 機械メーカーの新規事業開発 |
---|---|
前職 | コンサルティングファームの営業コンサルタント |
―――Uターン転職をお考えになったきっかけについて教えて下さい
子供が2人いるので、子育てしやすい環境で働きたいと、実家がある関西での勤務を希望しました。また、前職はコンサルファームで新規事業を支援していましたが、今度は新規事業を作る側になりたかったことが転職の理由です。―――転職活動はどのようにスタートさせましたか
いくつかの転職サイトに登録し、自分で求人を探すところからはじめました。当時は関東勤務で関西の求人情報があまり入らなかったため、関西に強いエージェントとの関係を築きたいと思い、キャリアコンサルタントの方とコンタクトを取りました。
―――面接でUターンに関する質問はされましたか?
現職の会社の面接では、Uターンに関してつっこんだ質問は特になく、理由を軽く聞かれた程度でした。面接では「何かやりたいことある?」というような、私がどんな仕事をしたいかヒアリングするような質問がメインでしたね。
―――Uターン転職で苦労したこと
実際に働いてみないと、どんな人たちと働くのか分からないので、情報を得たかったのですが、場所が離れているので、地元の友人などのルートを通じて、現職の会社の方々とお会いさせていただくことにこだわりました。それに結構時間がかかりました。
―――これからUターン転職を行う方へアドバイスはありますか?
関東から関西への転職だったので、こういう時は地元のネットワークや関係性を持っているエージェントを併用した方が良いと思いました。
やはり関東の方が求人数も多く、給与も高いので、関東のエージェントはあまり関西の求人を推しにかからないケースが多かったように思います。
また、面接もスカイプを使ってというわけにもいかないですし、平日に転職のために有給を取るのも難しいですから、事情を分かってくれて、日程調整などをうまくサポートしてくれるエージェントを利用することをおススメします。
まとめ
以上、Uターン転職を成功させるためのポイントと転職成功体験談をご紹介させていただきましたが、いざ「Uターン転職をするぞ!」と活動をはじめてみても、仕事をしながら、求人の厳選、書類作成、企業研究、面接対策、退職交渉、、、、など仕事と転職活動の両立は大変ですよね。
「時間がない」「書類を添削してほしい」「さらに転職成功確率をあげたい」と言う方は、転職エージェントの無料サービスを利用するのも一つの方法です。是非、希望に合った転職を実現できるように頑張りましょう!