みなさん、ビジョナリーカンパニーという本を読んだことはありますか?
この本は有名なビジネス書であり、数々の印象に残るメッセージが書かれています。
その中でも、今回は「『ORの抑圧』をはねのけ『ANDの才能』を活かす」についてお話します。
「『ORの抑圧』をはねのけ『ANDの才能』を活かす」を簡単に言い換えると
「OR」で考えるのではなく「AND」で考えようということです。
分かりやすい例でORとANDそれぞれの考え方をしてみましょう。
例:「仕事」と「プライベート」どっちが大事なのか?
ORの考え方をすると、
- 仕事が大事だからプライベートはおろそかになって自分の時間が取れない
- プライベートが大事だから、仕事はできる範囲でする
一方でANDの考え方をすると、
仕事もプライベートも大事だから、時間を上手に工夫してどちらも妥協をしない
また、会社で例えると
例:納期と品質どちらが大事なのか?
ORの考え方をすると、
- 品質を気にしていたら 納期が間に合わない
- 納期に間に合わすためには、品質は良くできない
一方でANDの考え方をすると、
品質も大事にしつつ、納期も間に合わせる
本当の意味で素晴らしい会社はANDで考える会社です。
そして、私は両方追い求められるものと確信しています。
お客様へのサービス品質は当社として非常に大事にしていることですが、売上や会社ブランドの広がりも追いかけています。行動指針の一つ目にある「正義と力」ですね。
人間は何か考えるとき、ついついORで考えてしまうので、
少し意識して歯を食いしばってANDで考えるようにしてみましょう。
この考え方は、「今」ではなく
数か月後、さらにその先の信頼に必ずつながります。
人間100%(いつも完璧)の人はいません。みんな、それぞれ弱い場面があります。
だからこそ、お互いで話し合って、声かけあって意識しあうことでANDの行動ができるようになるのです。